本陣殺人事件

~1975年~

監督:高林陽一

 

 

 

 

 

 

 

主な出演者

 

一柳賢蔵・・・田村高廣

一柳三郎・・・新田章

一柳鈴子・・・高沢順子

一柳糸子・・・東竜子

 

久保克子・・・水原ゆう紀

久保銀造・・・加賀邦男

 

三本指の男・・・常田富士男 

白木静子・・・村松英子

 

金田一耕助・・・中尾彬 

磯川警部・・・東野孝彦

 

 

 

 

 

 

簡単なあらすじ

 

 一柳家の当主:賢造と新婦:久保克子の結婚式が執り行われた。静まりかえった明け方、離れ家から聞こえた琴の音。集まった一同が目にしたのは密室状態での賢造と克子の死体。三本指の持ち主が容疑者とされる中、三男の三郎も襲われ・・・金田一耕助は意外な真相を導き出す

 

   

 

 

 

 

 

レビュー

 

 橫溝正史の代表作「本陣殺人事件」。金田一耕助のデビュー作でもあります。その金田一耕助役は中尾彬さん、またまた登場。悪役が似合う中尾さんが探偵役に・・私には新鮮

 

 

 事件の真相が明らかになった時、固まりましたね...。まさかそんなことだったとは...

 

 密室状態で発見された新郎新婦の死体と三本指の血のり。その三本指の持ち主が実在し容疑者扱いされるも「そいつは犯人ではないだろうな」

 

 

 

 新婦克子の過去の男が復讐のためにやったのか?そんな展開も「それもありきたりで違うんじゃない?」

 

 

 推理小説マニアだという三男の三郎が怪しい。何者かに襲われ「出来過ぎてる。三郎が何か絡んでいるのでは?」

 

 

 いろんな予想をしながらラストへ。原作を読まずに映画を観たので唖然。密室のトリックも面白かった

 

 予想を裏切られる映画ってたまんないですよね。それがサスペンス・ミステリーの醍醐味でしょう

 

 橫溝正史作品で最高傑作ともいえる「本陣殺人事件」。金田一耕助ブームの先駆けとなった1975年版をご覧あれ!