鑑定士と顔のない依頼人

2013年:イタリア

原題::La migliore offerta

英題:The Best Offer

 

 

 

 

 

 

主なキャスト

 

ヴァージル・オールドマン・・・ジェフリー・ラッシュ

クレア・イベットソン・・・シルヴィア・フークス

ロバート・・・ジム・スタージェス

ビリー・ホイッスラー・・・ドナルド・サザーランド

フレッド・・・フィリップ・ジャクソン

ランバート・・・ダーモット・クロウリー

バーの客・・・キルナ・スタメル

サラ・・・リヤ・ケベテ

 

 

 

 

 

 

簡単なあらすじ

 

 美術鑑定士のヴァージル・オールドマンは、潔癖症で女性と接するのが苦手。ビリーと共謀しオークションで格安で落札した女性の肖像画を隠し部屋で楽しむ性癖を持っていた

 

 ある日、クレア・イベットソンという女性から電話がかかってくる。親の残した美術品を競売にかけて欲しいという依頼であった

 

 現地に出向くも一向に姿を現さない依頼人。得体の知れない女性に惹かれていくオールドマンは、覗き見をきっかけに対面することとなるが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レビュー

 

 イタリア映画って面白いですよね

 

 今回の作品「鑑定士と顔のない依頼人」は、恋愛・ミステリー映画に分類されるんでしょう。いやぁ面白かった。私の鑑賞史上でもトップクラスと評したいのです

 

 

 何でこの作品を観ることになったのかというと、いつものあれです。”どんでん返し映画”で引っかかったもの。先日記事にした映画「インビジブル・ゲスト」のように、ラストで思わず声が出てしまう、そんなどんでん返しとは違います

 

 

 鑑定士のおっさんの元へかかってきた電話。最初は乗り気でなく仕方ない感じで依頼人宅へ出向くも、すっぽかされたり焦らされたりでムカつくおっさん

 

 

 やっと会えたかと思ったら「広場恐怖症」と言って壁越しに話す訳のわかんない依頼人。姿を見せない不気味な存在に惹かれていく気持ちってなんか分かるような気がしません?

 

 

 

 ラストまで姿を見せない展開なのか?と思いきや、覗き見をきっかけに2人は対面することに。「おっさん、汗かきながら覗き見はいかんぜよ・・・」

それが綺麗な女性だったんですよね。不意打ちされたような展開に私も唖然

 

 

 

 その依頼人を演じたのが、シルヴィア・フークスさん。オランダの女優のようですね。あまり出演数は多くないようですが、神秘的な女優です

 

 

 美女依頼人のメンタルを支え、ぐっと近づいた2人。ここから一体何が起こるの?

 

 ネタバレになるのでここからは詳しく書きませんが、ラストシーンはどう思います?私は素直に「待ってる」と思いましたけど、別な見方もあるんでしょうかね

 

 PG12指定である当作品。あの超有名なシーンと似たシーンがありますんで、お見逃しのないようご覧ください