4匹の蝿

1971年:イタリア

 

監督:ダリオ・アルジェント

 

原題(伊)4 mosche di velluto grigio

原題(英)Four Flies on Grey Velvet

 

 

 

 

 

 

 

主なキャスト


ロベルト・・・マイケル・ブランドン
ニーナ・・・ミムジー・ファーマー
ジャンニ・アロージオ・・・ジャン=ピエール・マリエール
ディオ/神様・・・バッド・スペンサー

ダリア・・・フランシーヌ・ラセット
カルロ・マロージ・・・カリスト・カリスチ

アミリア・・・マリサ・ファブリ

 

 

 

 

 

簡単なあらすじ

 

 ドラマーのロベルトは、自分をつけ回す男を追い詰めナイフで殺害してしまう。それを機に、現場を目撃された何者かの脅迫にあう

 

 妻ニーナに相談したが、妻は恐怖に耐えきれず家を出てしまう。真実を知った者たちが次々に残され、魔の手はとうとうロベルトへ

 

   

 

 

 

 

 

 

レビュー

 

 主人公のロベルトがドラムを叩く中、ハエ(蝿)が飛び交うオープニング。ハエがどんな意味を持つのか?何で4匹なんだろ?と興味津々に観始めて...

 

 

 

 ところが、なかなかハエが出てこない。あのシーン、犯人を特定する重要なシーンまでね

 

 「サスペリア2」製作の4年前となる1971年の「4匹の蝿」。この作品からサスペリア2に繋がっていくのです

 

 「サスペリア」「サスペリア2」を観てから完全にダリオ・アルジェントファンになった私。監督の初期作品、動物三部作の最終章

 

 日本で劇場初公開から37年の2010年、やっとDVDでソフト化されたんですよね。現在では割と容易に入手できることに感謝です

 

 物語は一応、犯人捜しという意味で面白いとは思いますが、動機がねぇ~

 

 それよりも「サスペリア2」の人形を思い出させる仮面、頼りない探偵、加トちゃんみたいな配達員、「4匹の蝿」の意味、犯人の最期など、部分的に面白い場面がいっぱい

 

 

 

 50年以上も前に製作された作品、今観ても面白いと思えるのは何故?