湯殿山麓呪い村
1984年
原作:山村正夫
監督:池田敏春
主な出演者
滝連太郎・・・永島敏行
淡路剛造・・・織本順吉
淡路謡子・・・岩崎加根子
淡路慶子・・・永島暎子
淡路能理子・・・仙道敦子
相良道海・・・青木義朗
相良信也・・・田中義尚
伏原欣作・・・榎木兵衛
津島武・・・野上博司
西川三保・・・中川梨絵
大曽根達也・・・三谷昇
簡単なあらすじ
大学講師で考古学者の滝連太郎は、湯殿山麓に眠る幽海上人のミイラの謎を解くべく、不倫相手慶子の父:淡路剛造に近づき協力を依頼する
その剛造が浴室で殺害され、第二、第三の殺人が・・。密室の浴室殺人のトリックを暴いた滝は真犯人の驚愕の事実を知り・・
レビュー
タイトル「湯殿山麓呪い村」からして不気味感漂う異色作、そそられますな。リアルなミイラも登場して期待を裏切らない作品でした
製作公開が1984年。昭和59年ですよ。昭和はよかったねぇ
さて映画は、連続殺人が起こり「犯人は誰だ?」ざっくりいうとそんなミステリーもの。ストーリーは横溝正史作品のようした。遠い過去のある事件が発端となり・・
第一の殺人がミソでしたねぇ、終わってみれば。入浴中の淡路剛造が、あれ短剣ですかね、額に刺されて発見され、結構グロ
小さな換気窓があるくらいで完全な密室状態。この時点でさすがに建物内にいた誰かの犯行ということは想定されます。ヒントがあったんだけど・・
話が進み、登場人物が次々と消えていきます。まるでアガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」・・?
この村の人々は呪われてるわい。真犯人の最期もまた呪われてる!
さて、私がこの作品を観たきっかけは、ミステリー作品が好きだということが一番の理由ですけど、仙道敦子さんが出演していることも理由の一つ。その仙道さんの演技、見ものですよ
仙道さんはアイドル女優としてのイメージが強く、この作品出演時は15歳でしょうか。1982年の「鬼龍院花子の生涯」や1983年の「白蛇抄」にも出演しているのでこちらも見逃せません
では、昭和ノスタルジーを存分に!