主な出演者

 

鈴木夕樹・・・森田甘露

鈴木・・・松田翔太

成岡繭子(マユ)・・・前田敦子

石丸美弥子・・・木村文乃

 

 

 

 

 簡単なあらすじ

 

side-A

 鈴木夕樹は合コンで成岡繭子(マユ)と出会い、一目惚れする。その後、2人はお互いに「たっくん」「マユちゃん」と呼び合い、デートを重ねるようになり結ばれた。クリスマスイブに逢った二人は、通行人に「釣り合わない」と囁かれた。ダイエットを誓う鈴木夕樹であった
 

side-B

 地元静岡に就職した鈴木に東京派遣の話があがる。マユとの長距離恋愛が始まった。しかし、東京で出会った石丸美弥子と関係を持ち、二股をかけることになる。マユとの関係が切れたが、あることでマユが気になった鈴木は、マユの元へ向かうが・・
 
 
 

 

 レビュー

 

 

開始早々表示される「お願い文」・・誰の字でなんでしょう? 

 

 

 キャッチコピー「最後の5分全てが覆る。あなたは必ず2回観る」に惹かれ、観た映画。騙されまいぞ!と思いながら観始め、冒頭のカセットテープをひっくり返すシーンをまず疑った(何か意味がありそうだ???)。また、時々表示される日付にも注意したが、結局最後までその重要性がわからなかった

 

 

 

 side-Aは、ちょっと冴えない男:鈴木夕樹と釣り合わない成岡繭子のハッピー恋愛で終わる。そこでside-Bに切り替わるわけだが、その時点で「何?」って感じ。鈴木の二股がクローズアップされて進行するside-Bも終盤。カラクリに全く気づかないまま、衝撃のラスト5分を迎えた

 

side-Aより

 

side-Bより

 

 森川由加里さんのSHOW MEが流れて種明かしが始まった瞬間、まんまと騙された自分に思わず失笑

 

 すっかり降参した私は、翌日2回目鑑賞。たくさんある伏線もきっちり確認して・・。キャッチコピーどおり、2回目を観なければ気が済まないのだ。そして、乾くるみさんの原作もポイントを使って早速読んだのであった

 

 タイトル「イニシエーション・ラブ」の意味が後になってよくわかった。正直言って3回目を既に鑑賞済みだが、4回目もそのうち観たいと思っているほど大好きな作品である