第3話 「さてどうする」


今の心境をまとめるとこうだ。


誰かに甘えれる環境から離れて、自分と向き合い、磨き、成長させたい。

片道切符で知り合いすらいない沖縄に1人で行く。


今思うとどんだけ自分勝手やねんと彼女には反省しかないが、後悔はしていない。


決断した日私は職場に、

「この職場が嫌いとかじゃ全然ないんですけど、好きな場所で好きなことしたいんで、すいません沖縄移住します。」

と退職届をだした。


さぁ、風車がまわりだした。が、どうする?

当てのない島で生活を始める方法がまず、分からなかった。正直貯金してたわけでもなくすぐに家を借りるお金もなかったので少し考えた。


そういえば学生時代何かのタイミングで、サトウキビ畑で泊まり込みでアルバイトをする中での青春を描いた映画を見た事を思い出した。




自分のコミュニティをまず広げるにはこれだと思い、ひたすら沖縄リゾートバイトを調べまくりたどりついたのが、


伊江島のたばこ農園

3月から7月

寮付き


これだと思い、即申し込み、現地のお世話になる農家さんと電話もした。三線が聞こえる空間で賑やかな感じ。待ってるよー!とその声にワクワクが止まらない。


よし、行く場所は決まった。そのタイミングで親に相談…。

なんと言われるかとおもったが、一言

「なんでもいいから強みを一つ持っていけ、それがないと何も手に入れれずに帰ってくるやろ。」


ちなみに私の両親とも絵描きだ。自由をど真ん中に生きてきてるのでその言葉には説得力があった。

「わかった。似顔絵でも描けるようになってからいくわ。」


ちょうど職場を辞めるタイミングでお世話になった人たちにどんな恩返しをしようかと考えていたのでこの人ら全員に似顔絵プレゼントしようと閃いた。

途中、なんで似顔絵とかこんなことするって言ってしまったんだと後悔しそうにもなったがなんとか書ききった。それがこちら



これがどれだけ似ているか、実際の写真と見比べるのは肖像権の侵害になるのでできないが、笑えるぐらい皆似ていることだけ伝えておこう。

この画像すら特定されないか不安になるくらいw


これを描き切るまでは沖縄移住やりすぎかと不安要素も多かったが、一気によしやれると自信にかわる。


次回 「準備は整った。でも…」




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沖縄に行こうと決めたきっかけになった映画
社会に揉まれて自分が何者か分からず、何をしたらいいか分からないとき、いい刺激になります。