二月に行った「東京ゲーム音楽ショー」。

(今年も開催するそうです!なんとかこぎつけてほしいね!!)

ZUNTATA HISTORY」と「THE NINJA WARRIORS TORILOGY」のCD(ちょっと略称)

を開けました。

知ってる曲ばかりだし(AGAINはプレイしてないけど)、

持ってることで安心してたのでそのままでした。

PCに取り込んだので、この原稿の作業用に使いましたよ!ヤバい!!

音源として持っているものも多いけど、改めて聴いた!感動!!(おお、AGAINもいいね!)

 

 と、いうわけで今回は「THE NINJA WARRIORS」を書いてみたいと思います。

初出は1988年。「ダライアス」の3画面筐体を利用する第二弾として開発されました。

因みにこの筐体の三弾は「ウォリアーブレード」という「ラスタンサーガ」のシリーズでした。

ただ、ウチは大宮のゲーセンで3画面「ダライアスⅡ」をプレイしておりました。

もちろん専用筐体は知ってます。

TAITOが筐体を保持しているところに配布したものなんだろう。

と、当時は気にもしなかった訳でしたが、

実は北海道や一部の地域でしか稼働してなかった、怪しい(?)基盤だったようです。

(最近知った!)

なので、三弾はダラⅡなのでは?なんて思っていたのですよ、これを知るまでは、、、

そのゲーセンは特殊筐体こそ現金でしたが、それ以外はメダルに換金して遊ぶ所でした。

故に、スロットや麻雀でもメダルが増やせてどちらでも遊べました

(だから怪しいと言うわけではないですが)。

まあ、自分もそれで増やして「麻雀学園」とか「アイドル麻雀」とかやってましたよ!ええ!!

 

 因みにそういうメダルでゲーム出来るとこは当時結構あったと思います。

(もしかして埼玉県だけなのかも、、、)

蕨にあったゲーセンは「ゲーメスト」にも載ったハイスコア店だったのですが、

そこもメダルゲーセンでした。ところが、のちに不正な申請だったとして

(詳細は知らないですが、大量なメダルでプレイできたことが、とか?)

掲載店から削除されたと記憶してます。

まあその辺から、ハイスコアがあてにならなくなってたのはありましたねぇ、、、

 

 

「3画面を活かしてキャラクターが大きくなったのは良かったけど、、、」

 

 そう、大画面でプレイキャラクターが操作できたのは迫力がありました。

が、アクションはそう多くはないのです。

そもそも派手な必殺技とか特殊能力とかはなく、両手の苦無で切る、ガード。

手裏剣、ジャンプ。それらを駆使して敵を殲滅する! いや、それしかないのです、、、

 

 

「ストーリーはMISSION IMPOSSIBLEだけど、なぜ忍者軍団?」

 

 特殊能力により洗脳した軍をもとに独裁をはじめた「バングラー」。

それを倒すために組織された革命軍。

この指導者が切り札に送り出した「NINJA」「KUNOICHI」。彼らは躊躇しない!

それは、殺戮マシーンだから!!

 

 プレイヤー機体はロボットなのです。見た目は人間の様なのですがね。

それ故に大ダメージを受けると破壊されます。

大きいゆえにパーツごとに爆発するようになっているのです。

むき出したパーツはダメージが加算されます。

敵の銃や手裏剣は受けると爆発必死の大ダメージなので、

ガードやジャンプを駆使するのです!

 

 さて、アーミーや戦車が攻撃してくるのはわかるのですが、なぜ忍者軍団?

バングラーの個人的趣味??

ニンジャが革命に必然な事は特に何もなく

「まあ相手が忍者なら、こちらもニンジャで対抗」というとこでしょうか?

彼らがアーミーたちと同じ目をしてるということは、洗脳されているのでしょう。

それらのエリートは忍者になるのかな?

刀を振り下ろす「くノ一」、炎を吐く「火炎忍者」、プレイヤーのコピー「シャドーマン」、

ただ飛んでくる「ムササビ」。

そして立ちはだかる「アイアンアーム」!耐久性と破壊力が一番のボス!!

 

 

「大味なゲーム?前作がダライアスという金字塔を打ち立てたゲームだっただけに、、、、」

 

 発売したては批判も聞こえましたね。シューティング→アクション。

続編を期待した人も多かった(ウチもね)。

一画面の戦艦が戦車になってしまった!ルート分岐もない、ボスの倒し方が判らん!!

なんだよ!この大雑把なゲームわよーー!!なんてね、、、

 

 

「、、、とは言ったものの」

 

 攻略がゲーメストで始まると先へ進むプレイヤーも多くなってきた。

ループなしの全6面は程よいプレイ時間。

前半の攻略でボスクラスの倒し方がわかれば後半も応用できる。

道中はそれぞれで攻略すればいい。

オーラスは難関だけど程よい難易度だとわかったプレーヤーたちは、

「なるほど!かなり楽しめるゲーム!!」として、再評価したのです!

 

 また、今作の音楽はあの「小倉久佳」さん。1面の「Daddy Mulk」は名作!!

途中に津軽三味線の音源が流れ、プレイヤーたちも聞き惚れた作品でした。

また、最終面で再びこの曲が流れるのは胸アツな演出でした!!

音も演出として使えたのは、自社サウンドチーム「ZUNTATA」があってだとも思います!

 

 そんな難航な船出した作品は、後に多くのプレイヤーに愛された作品となりましたね。

 

 

お馴染みタカハシ君は「シャドーマン」を「邪道マン」と呼んでおりましたよ!

いやー、懐かしい良い思い出だね!!