多頭猫現場の『レオン』正式譲渡! | どうぶつすっきゃねんのブログ

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こんにちは!

気が付けば秋の気配を感じる今日この頃。。。


みなさん、夏バテなどしてませんか?


日々が怒涛の勢いで過ぎていきますね。


さて。

毎日いろんなことが起こっていますが、

なかなかご報告もできずすみません。


TNRに、保護猫の世話に、

お見合いに、譲渡。。。

ご報告しなくてはいけないことも、できずに今日まで来てしまいました。

ごめんなさい。


本題に入りますが。


8月のお盆のころ、『レオン』を栃木県にお届けに行ってまいりました。



お届け日当日、

一時預かりをしてくださったSさんからレオンを預かりました。


Sさん、「この子が幸せになれるのなら」と、

笑顔で私に託してくださいました。


Sさんは市内の方で、今回の一時預かりを買って出てくださった方です。

今まで天塩にかけて愛情をたっぷり注いでくれました。

そんなSさんにとっては、嬉しくも寂しいお別れです。


、、、そんなことも知らずに車中ですやすや眠る『レオン』。


この日は、栃木県は大雨に見舞われていた日でした。



冠水した道路を抜け、

なんとか無事にご自宅に到着したとき、雨が上がっていました。



さすが晴れ女☆




、、、すでに一度、里親様であるOさんには

茨城まで『レオン』のお見合いに来ていただいていたのですが、

今日はレオンの譲渡手続きのためにお伺いしました。



ご自宅にお邪魔すると、そこには先住猫ちゃんの面影があちこちにありました。



↑これは、先住猫ちゃんのために、お知り合いの方が作ってくださったそう。

大切に飾られています。


この子、、、

れ、レオンに似てる!




Oさん、レオンを見て、先住猫ちゃんを思い出されたそうです。


この日会えるのを、とても楽しみにされていました。



そして譲渡手続きを終え、

たくさんのお土産と、ご寄附までいただきました。

(お土産は、一時預かりさんたちにもお届けしました。

また、ご寄附は飼い主をまつ犬猫の医療費として大切に使わせていただきます。本当にありがとうございます。)



とても優しいご夫婦に迎えられ、

足取り軽く茨城に帰ってきたのですが。。。



、、、実は、先住猫ちゃんの面影がどうしても忘れられないということで、

しばらくトライアルに切り替わっていました。



やはり、別れの時の思い出がよみがえると、

心が苦しくなることって、ありますよね。。。



、、、先住猫ちゃんのことを想う気持ち。。。


寂しくて心の隙間を埋めようと新しい子を迎えてみたものの、

まったく同じ子はいるはずもなく、

増して子猫でやんちゃなレオンは元気いっぱい。


そのギャップに驚き、

焦り、不安になる気持ち。

そして、改めて先住猫ちゃんがいないと思い知らされる現実。。。




その辛さは、言葉では表しようがないと思います。

私も、同じ経験があるので、その気持ちは十分にわかるつもりですが、

Oさんの気持ちを100%わかっているかと聞かれれば、

それはご本人たちにしかわからないと思っています。


とゆーか。

理解することなんてできないと思います。

重ねた時間と、

重ねた思い出の数だけ愛情は深まり、

その『想いの形』というのは千差万別だからです。



逆に言わせてもらえば、私が自分の子を想う『想いの形』は、

誰にもわからないだろうと思います。

、、、それくらい、深いものなんですよね。


といいつつ。

辛い気持ちもわかるけれども、

『レオン』という子は、この世に一人しかいないということもわかっていただきたいと思いました。



これだけ優しくて深い愛情のあるご夫婦だから、

そこを乗り越えていただければと思っていました(無理にではなく)。



私のほうからは、やや強い言い方をしてしまったこともありますが、

「これでダメだったら、返してもらおう」と思っていたところ、



「やっぱり家族として迎え入れたい」と、

里親であるOさんがおっしゃってくださいました。



きっと、まだまだまだまだ不安はあると思います。

今までの猫ちゃんとは勝手が違いますし。

でも、

『レオンをレオンとして受け入れる』という覚悟を決めたOさんには

これから少しずつ笑顔の時間が増えていけばいいなと思います。



とゆーわけで。



ご報告が遅くなりましたが!

先月、レオン、改めて正式譲渡決定しました!



そして新しいお名前ももらいました。

お盆の時期に来たから『ボンちゃん』だそうです。



O様、これからも末永くボンちゃんをよろしくお願いいたします。



、、、お父さん、すまし顔で、ぼんちゃんをあやしてくれています(笑)



ぼんちゃん、幸せにね。