
今日はさ、ラッコの話しようぜ。
ラッコ。もぉ可愛すぎるよね。とにかくあの顔だよね。大人になってもあんなにベビーフェイスな動物って他にいないよ?ラッコとポメラニアン位だよ。
水族館のラッココーナーなんかさ、「あぁぁああぁぁーっ」ってなるよね。とろけちゃうよ。
毎日会えたら良いのに。落ち込んでてもさ、あの毛づくろいする所見てたら、何でもやってやるって気になるよ。疲れなんか吹っ飛ぶし。
だって私、もしラッコと手繋げたら、たぶんスーパーサイヤ人になるよ?
それくらい恐ろしく愛くるしいやつなんだ。

【歴史】
イタチの仲間が泳ぐようになったのがカワウソで、その中から本格的に海に出て行ったやつらがラッコなんだ。
ラッコは海水で水分補給するから、浄化するための腎臓が、カワウソの2倍なんだって。人間だって海水なんか飲んだらよけいにノドが乾くよね。ラッコはんぱねぇ。
【特徴】
ラッコの毛は綿毛って呼ばれるフワフワなやつが、1㎠の中に10万本生えてるらしいよ。嘘じゃないよ。密度が尋常じゃないの。
で、このぎゅうぎゅうのフワフワに空気を含ませるから、浮くし暖かいんだって。
ラッコがよく毛づくろいしてるじゃん。あれって、フワフワに空気を入れてるんだよ。

ラッコはだいたいウニと貝を食べるんだけど、おなかで石とか使ってカンカンやるでしょ。猿の仲間以外で道具を使う哺乳類は、ラッコだけなんだって。賢すぎる。
ちなみに水族館のラッコは水槽の強化ガラスに貝を叩き付けて割ることもあるんだけど、豊橋総合動植物公園では、強化ガラスにヒビが入った事があるらしい。ワイルドだね。
ラッコは昆布をお腹に巻いて寝ます。腹巻きになるし流されないからね。嘘みたいな本当の話だよ。どこまで可愛いんだ、この動物は。
ラッコはウニを食べるんだけど、ウニも昆布を食べるから、ラッコと昆布はとても良い関係なんだ。

【子育て】
ラッコは春に交尾をします。妊娠期間は8~9ヶ月。1頭か、まれに2頭産むんだって。人間みたいだね。子育てはお母さん1人でします。お腹に乗せて育てるんだけど、ご飯をとりに行く時は赤ちゃんを水面に浮かべて行くんだって。その時に、10%の赤ちゃんがホホジロザメに食べられちゃうんだ。お父さん見ててよ(涙)。でもこの10%が自然界のバランスを保ってるんだよね。

【激アツなポイント】
ラッコは、食事の時に使う石とか、食べきれなかった貝を、脇腹のたるみをまるでポケットの様に使って、しまっておく癖があるそうです・・・
可愛い過ぎるだろ。脇腹のたるみって、ポケットって。
愛し過ぎて胸が苦しい。ラッコって素晴らしいね。
【人間の反省】
昔ね、人間はラッコの毛皮をとるために、あとさき考えずにたっくさんのラッコを殺したことがあるんだよ。毎日毎日、たくさんの人間が、たくさんのラッコを殺したんだ。昔は人間に対して警戒心が無かったラッコは、ひなたぼっこしてる所を全部殺されちゃったんだ。だからもう陸に上がらない。
20世紀初頭には、絶滅寸前になっちゃったんだって。アラスカでは、人間達が、アシカをたくさん殺したんだ。そしたら今までアシカを食べてたシャチのご飯が無くなって、お腹がすいたシャチは生きるためにラッコを食べたんだって。それで90%のラッコがシャチに食べられた事もあったんだ。自然界の捕食のバランスを、人間が壊しちゃったんだね。
1989年、アラスカで、大型タンカーが座標して、原油がいっぱい海に流れたことがあって、約6000頭のラッコが死んじゃったんだ。ラッコはフワフワの綿毛のおかげで浮くし、寒くないでしょ。その綿毛が油で汚されたから、溺れて死んだり、寒くてしんだりしたんだって。
こんなにラッコを殺さなくちゃ人類は生き残れなかったわけじゃない。欲張り過ぎたし、自然界のバランスも考えなかったし、自然を汚さないような知恵と努力が足りなかった。
ラッコだけじゃない。まだ終わってないよ。今日も今も。
みんなで一緒にさ、何ができるか考えようぜ。
これからきっと良くなってくよ。バカな時代は終わらせよう。
