カンサイ弁の悪用法
7つの声色をもつ振り込め詐欺の容疑者がつかまったそうだ。
断片的にみたニュースによると、この容疑者は取立て屋・仲介
業者・債務者というまったく立場の異なる3役を電話口で巧妙に
演じ、これに翻弄されたターゲットはあれよあれよという間に振り
込んでしまっているという、悪質極まりない犯罪である。
許すまじき・・・とは思う一方で、驚くべきというか、感心すべきは
その演技力。犯罪手口のテープをニュース聞いて驚いた。
■債務者=気弱な標準語
■仲介業者=冷酷な標準語
■取り立て屋=恫喝めいた関西弁
容疑者は役割ごとに使用言語と声色を完璧に使いこなしており、
特に取り立て屋の関西弁は、カンサイで12年ほど過ごしたワタシが
聞いても完璧なもの。「オイ、はよ返さんかワレ~」 的な言い回しは
まさに 『ナニワ金融道』 そのままの世界である。
上記のキャラクター設定とシナリオは、容疑者自身が考えたそうだ。
しかも、生まれも育ちも生粋の関東人らしいという。
・・・能力発揮のしどころが、ココまで間違っている人間もめずらしい。
カンサイで12年ほども過ごし、カンサイに愛着もあり、カンサイ大好き
にもかかわらず、カンサイの友人に 「それ、九州弁か?」 とけなされる
ワタシにとってはなんとも複雑な気分になるニュースであった。
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いつもシゴトに無関係なネタですみません。