「なぜ痩せたいか」
時間があった。
一身上の都合により、時間があったので、痩せてみようと思いました。体重が80キロにも至ると、100キロの大台を一度も意識しなかったといえばウソです。身長が低い人が肥った場合、少しがっしりして、男らしいと感じることができます。自分自身では、そんな風にポジティブに考えれますが、なぜか女性に小ばかにされていると感じたことがあります。勘違いなのかもしれませんが、その「勘違い」も動機の一つです。
見た目に問題があった。
80キロあるのに身長が170センチないのですから、かっこよさには欠けます。屈強な体でも無いからです。細面の痩身の男の子を見て、軽い嫉妬を覚えるたびに、痩せているほうがお得だ、と感じたのかもしれませんね。
痩せて自慢したかった。
なので、痩せてみたい、と思うようになりました。ダンベルによるトレーニングを一人で勝手にするのがもともと好きだったので、まずは、運動をしようと思いました。その頃は禅やヨガなどに興味を持ちだした時期でした。オーラと気功は僕の中では別のイメージがあります。オーラはスピリチュアルなジャンルのもので、気功は武術や体操のたぐいのものというイメージです。勝手に興味を持って始めた禅などは、およそ本来のそれとは違うものだったと思います。体は変化しましたが、結果から言いますと、けがもしました。やはり体を動かすことは正しい指導員の人に教わるのが、肉体的には安全なのだと思います。
「痩せたらどうなるか」
どうもならないが なぜか嬉しい
すごいモテるようには、なりませんでした。後悔もないですが、邪な期待は対して満たされはしません。モテるかどうかは見た目だけではなく、その他のスペックや人柄が大きく関係しているのだと痛感しました。ただ痩せていくうちにとても新しい感情を体験しました。まず、嬉しい。新しい嬉しさでした。禅や気功などを勝手にまねしたことによる成果だと思い、なんらかの「正しさ」がそこにあるんだ、という自信にもなり、いい方向、強い方向に向かっているのだと、感じました。一気に痩せるのでなく徐々に痩せていったことは、手法が最善だったかはさておき、成功体験となりました。そのころ立ったまま歩き回り続ける日々だったので、余計にそういうことになったのだと感じます。
やったことの成果は出るという 主観が持てる
僕はそれまで成功体験を持つことが少なかったので、結果が出る楽しさを知りました。趣味の領域ですが、うまく結果が出たことは、前向きな考え方につながりました。
見られている気がする(幸せなかんちがい)
女性からの視線を感じるようになりましたが、本当にそのような効果があったのかは、今でもわかりません。けれど、ハリになるのです。もっと食生活を見直したり、健康法などに対する興味が一層増しました。
「痩せても手に入らないもの」
仕事。言うに及ばず。
喜びを味わうことはできました。正社員になることができたり、結婚ができたりする未来が到来するかと期待に胸を膨らませました。しかし、痩せてもモテたりはしない事と同じ様に、痩せても仕事において革新的に有能になったりもしません。
栄光。満たされるわけではない。
ですから、痩せたことそのこと自体を除いて、特別な特典もなかったです。少なくとも世間一般で言われる「栄光」とは無縁のままです。ですが、打算が外れたことも含め「何か」を感じ取りました。
「食べないやせ方はひとりよがり」
誰も責任はとれない
リスクがゼロではない以上、ダイエットをした場合、責任は自分にあります。食べないことはハイリスクすぎて、ハッピーなイメージではありません。ボクシングをする人の減量と、その他の一般の人が行うダイエットはまったく違うはずですから。
かわいいとおいしいの両立
見た目をよく思われることと、食を楽しむこと、どちらもより良い人生の質において、価値のあることだと思います。刺激的なコース設定に目が行くとバランスが極端になるおそれがあります。
「でもいつかは太る」
人は慣れて、戻る。
一年で結構痩せたのですが、その体重を維持するには「間食には厳しく」という生活を続ける必要がありました。痩せたのち、時間の経過とともに、さまざまな面においてなじんできます。体重維持も惰性になってきたとき、別の方向への関心もわきます。
プライオリティは、TPOによる。
一度は興味を持ってはじめたダイエットも慣れてきて、その実感を得ると、時間の経過とともに、別の視点が生まれてきます。また痩せるより少し体重をつけたほうが適している状況が訪れることもあり得ます。
「太ってもいいと思えるために」
試してみたこと 具体的に何を試してきたか
先に挙げた禅、ヨガのほかにはコアトレ、気功などを勝手に調べて勝手にしていました。
けがのリスクがありました。白湯を飲んだりもしました。間食を飴など低カロリーのものにして空腹をごまかしたりしました。
体重計には乗らないが
最近、体重計にあまり乗っていません。必要以上に気が引き締まってしまうことが怖いからなのかもしれません。単純に気が向かないだけかもしれません。ですが大したリバウンドもなく、たまにはカフェオレを自販機で買ったりしてます。ウォーキングもします。