段取り


仕事って最終的に段取りに尽きるのだと思います


本職の魚屋ではその日の仕入れた魚を見て

切り身用・柵用・刺身用 みたいに

用途に分けて水洗いや3枚おろし等の作業をします


その中で水を使う作業と

そうでない作業があります


その度にまな板を洗ったり

拭かなければなりません


当たり前なんですが

その手間が多ければ多い程

時間はかかります


これを理解出来ない人

もしくは自分は手が早いと

思っている人が

めちゃくちゃ多くて驚いています


例えばまな板を洗う拭くの作業が1分かかれば

10回やると10分使うわけで


仕事を10分短縮させる為に全力使うのって

無駄だし仕事が雑になります


それだったら水を使う作業を全部終わらせてから

水を使わない作業をすれば1分で済みます





居酒屋でバイトし始めて

料理を作る時に

まだマニュアルを見ないといけません

(ただ覚えてないだけなんですが)


【まん防】が明けて初の土曜日に出勤でした


その日はそこそこお客様も多くて

注文もよく入りました


『あれやってからこれやって』って

考えながら調理すると

1つの料理をマニュアル見ながら作るより

スムーズに身体が動きます


その時にふと気付いたんです‼️


仕事って単発で考えるより

一連の流れで考えた方が

覚えるのも早いんじゃないかなと


料理作るにも数をこなさないといけなくなると

自然に段取りを考えるようになって


使う食材を取って

器を用意して

切り付けや炒めたり揚げたりして

あとは盛り付けていく


この流れの中で変わるのは

食材と器だけ 


どうしても教えてもらう時は

1つの料理を分割して教えてくれるので

覚えにくいんだと思います


これは教える側に立った時に

かなり応用が効く発見だと思いました


残念ながら今の職場では

自分はずっと段取りを考えながら

仕事してるわけで


「何から何までスミマセン自分は手が遅いので」

とよく言われるんだけど


じゃあ『この人と自分は何が違うんだろう』

って考えないし


「こうやった方が早いで」ってアドバイスを

取り入れないのが現状です


仕事が早く終わる=売れる時間が増える

という事に誰も気付いていないんです


段取りを制する者は

仕事のみならず売り上げも制する


教える相手がいないから

この気付きを忘れてしまいそうなので

ブログとして残そうと思います