闘い
この前幼少期の思い出を書きましたが
今回も続きを書いていこうと思います
前回 最後に出てきた犬との闘い
その犬は小さい2人にとって最大の難関で
ただ遠回りをしようという考えにならなかった
のが不思議です
手前からもう吠えてるので既に恐怖です
ホントに今にも飛びかかって来るんじゃないか
と思わせる勢いです
2人で立てた作戦は
- 道の端っこを通る
- 耳を塞ぐ
- 犬の気を引くものを檻に投げ込む
- 犬が疲れるのを待つ
1番失敗したのは
『手を繋いで走り抜ける』というもの
道幅がその辺にある歩道くらいしかないので
どちらかが犬に近づきます
どっちがそちら側になるかで喧嘩になるわけです
もうホント普通に行けば子供の足でも
5分もあれば着く距離なのに
毎日あの手この手で格闘して
何回かお母さんが助けに来てくれた事を
思い出します
自分は元々 左利きでした
お母さんはそんな自分を心配して
右利きに矯正しました
その方法は書道教室でした
その教室は家の斜め前にあり
そこにもお姉ちゃんと2人で行っていました
ここでまた新たな闘いが始まります
なんとその教室の先生は両足とも膝から下が
無いんです 理由は覚えてないです
おじいちゃんなんですがめちゃくちゃ怒鳴ります
失礼な話になってしまうんですが
歩いて近づいてくる姿がすでに恐怖なんです
さらに怒鳴るなんて こちらは3歳とかです
よく泣いて逃げ出したものです
何故か竹刀を持っていたのを覚えています
本当に書道教室なのかさえ疑ってしまいますよね
それ以上は覚えてないですが
そんなこんなで今は右利きです
最後に家の階段です
昔の造りだからなのかもしれませんが
本当に急なんです
ハシゴを掛けたみたいな感じで
一段一段もやたら狭いんです
登るのは大丈夫なんですが
降りる時によく足を踏み外して転げ落ちます
階段を降りたところに引き戸があって
そこに激突するんです
踏み外すのが怖いので座りながら行くと
何故か滑り台のように落ちて引き戸に激突です
もうお母さんも慣れたもので笑ってましたね
今回はこの辺りで終わりたいと思います
続きはまたの機会に書いていきます
その時はよろしくお願いします