「翔くん、この日の休み、僕とテント泊しない?」

 

カレンダーの丸が付いた日を指さして、智くんが問いかけてきた。

 

 

 

夏のある日。

奇跡的に智くんと合う連休があった。

 

本来のスケジュールではオリンピックでスケジュールが埋まっていた。

春の初めにオリンピックの延期が決定され。

そのまま代わりの仕事で埋まることなく空いた日。

嵐としての活動の機会が減ったことは残念に思うものの。

智くんと一緒の休みは嬉しい。

久しぶりに二人で過ごそうと話していた。

 

何をして過ごすか?リサーチを重ねていた。

いくつかの案を智くんに提案しようと思っていた矢先。

智くんからのお誘い。

智くん発信というのは珍しいな、と思いつつ。

詳しいことを聞こうとすると・・・

 

 

「人気があるとこだから、早く予約しないと埋まっちゃうから!

いいよね?」

 

そんな風に急かされて。

詳しいことは後でね、と言われ。

そのまま有無を言わせない勢い。

智くんは予約を済ませたあと。

ニヤリと笑った気もしたけれど。

智くんと過ごせるだけで、俺としては満足できる日になる、と。

分かっていたが一応どんなものなのか?聞こうとすると。

 

 

「今、そんなこと聞きたいの?」

 

なんて言って、俺の指を弄ぶ。

智くんから、そういう雰囲気に持っていかれることなんて滅多にないこと。

 

誘われるがままに智くんに溺れる夜を過ごした。

 

 

 

嵐5人揃った時。

智くんがその計画を3人に話していたらしい。

 

 

「よく翔さんが泊まろうと思ってくれたよね?

大野さんは好きそうだけど」

 

「んふふ〜面白そうでしょ?

まあ、翔くんはあんまり楽しめないかもしれないけど」

 

ん?たしかにテント泊はほとんどしたことないけども。

数回だけとはいえ、ボーイスカウトに所属してたんだからな!

アウトドアにそこまで抵抗はないぞ?

 

松本がチラっと俺の方に視線を投げてくる。

なんだか・・・同情心溢れてる?

まあ・・松本はあまりアウトドア好きそうじゃないしな。

と、思ったら・・・ニノも同じような顔。

相葉くんが何か言おうとしたその時。

 

 

 

☆★

 

いや〜

参加表明したものの。

始められないかと思いました。

 

というのも〜昨日?の夜中にいきなり漏電ブレーカーが落ちました。

漏電ですからね〜

なにかしらの異常事態!

何日か、戻らないかと思ったー!

 

詳しい人のアドバイスに従い、一つ一つブレーカーを復旧させていき。

パソコンとWi-Fiは復活!(笑)

よかった〜〜〜〜!

 

最初、タイトルを 「IN THE SUMMER」 にしようかと思ってました。

が。

ワタシのフォローフィードだけでも同じタイトルのおはなしが3か4つありまして(笑)

旬だもんね〜乗り遅れたよね〜と思いつつ。

絶対、見劣りすること間違いなしなので。

違うタイトルにしました。

 

とりあえず、山の日までは突っ走ります。

その後は体力しだいかな〜(笑)