もうすぐ11月15日。

七五三の日。

 

神社の前を通りかかったら、晴れ着の親子連れがいっぱいだった。

境内の中には、七五三のご祈祷のための簡易テントみたいのもあって。

らんの時には、僕たちの休みが合わなくって。

ちょっとずれた時期に七五三したっけ。

 

 

 

僕は翔くんが作ってくれたアルバムを開いた。

らんの3歳の時の七五三の写真。

千歳飴の長い袋を引きずっちゃって。

しょうがないから、袋の裾を相葉くんがずっと持っててくれた。

ご祈祷の時は頑張ってたらんだけど・・・

その後は飽きちゃって。

境内の小さい石を拾っては、みんなにプレゼントしてた。

白い石で綺麗な石だった。

多分、みんな綺麗に洗って、とっといてあると思う。

僕も、画材の中に放り込んであって。

時々、その丸みを帯びた石を持って手の中で遊ばせながら・・・

七五三のらんを思い出す。

 

 

 

3歳の七五三の時には、お宮参りでらんに着せた祝い着を仕立て直した。

翔くんが手配してくれた西陣織の祝い着。

たまたま翔くんの知人に西陣織の専門のお店の人がいて。

その人を通じて準備してくれた。

 

京都の方までは選びに行けないから、写真を送ってもらって。

どれがいいか?って選ばせてもらった。

 

真っ赤とか、淡い桃色の地の祝い着もあったんだけど・・・

なんか、もっといろんな色が感じられるのがいいな、って思って。

たくさん送られてきてた写真の中から一枚。

僕の目を引いたのがあった。

 

薄い黄色からグラデーションでピンクっぽい色に変わる地色。

そこに毬と桜がデザインされていた。

 

ひと目見て、これだ、って思った。

理由はない。

 

ただ、これだ、って。

 

 

その祝い着に包まれて、らんはお宮参りをすませた。

祝詞を上げてもらってる間。

 

大人しく潤くんに抱っこされて、ごきげんにしてた。

 

 

その祝い着を3歳の時には着せた。

それをまた7歳用に仕立て直すんだろうな?

って、思ってたんだけど・・・・

 

 

 

☆★

 

ちなみにらんちゃんのお宮参りの様子はこちら →