天使のサトシは?と思いますよねぇ・・(笑)

でも、こっちも気になったので〜

書けたこちらから。

 

 

☆★

 

 

シャワーの順番を譲りあった。

お互いに相手を先に入れようとして。

 

僕は濡れてしまった翔くんには早く温まって欲しかった。

濡れたのは僕のせいだから。

 

でも、翔くんは僕に先に・・と言う。

長い時間外にいたのは智くんだから、って。

 

 

結論は出なくって。

ふとした沈黙が降りた。

見交わした視線が甘く感じた。

自然と近づいて、またキスをする。

 

僕の肩に置かれた翔くんの手が腕を降りてくる。

僕の手は翔くんの腰に。

そこまで行く手前で翔くんの手は僕の腕から離れた。

 

涙の味はもうしなくって。

挨拶みたいなキスを何回も交わす。

まるで全部の最初からやり直してるみたいに。

 

翔くんの手が僕の腰に。

するっとシャツの中に入りこんだ。

 

ちょっと湿って、滑らない肌をゆっくりと翔くんの手が撫でていく。

気持ちいい。

 

 

ぼーっとしてきたところで、翔くんの手が忙しなく動いた。

 

 

すっかり服を脱がされていた僕は翔くんにバスルームに追い込まれた。

 

 

 

翔くんも一緒に・・・ってシャツの裾を引っ張った。

翔くんは困った顔で首を振った。

 

 

 

その顔で分かった。

 

 

僕が気持ちを決める時間をくれたんだ、って。