「翔くん?」
「翔く~ん?」
「しょおくん?」
「翔くんてば!?」


何回、呼んでも、こっち見ない。
ソファーで、膝抱えて、ちっちゃくなってる。



隣に座って、翔くんに寄っかかった。


「どうしたの?なんか・・翔くんが落ち込むようなこと、あったっけ?」


顔をのぞき込んだら。
大きい目に涙浮かべてて・・
今にも零れ落ちそう。



「智くんが・・・頑張って作ったのに・・・俺がうまく吹けちゃって・・・」

「うん、上手だったよね」


いつも、なんでかわからないけど、不器用で、うまくいかないことが多い翔くんが、上手で。
ちょっと、びっくりした。


「智く・・ん・・・」
あ。涙、とうとう、零れた。
勢いよく、抱きついてきて。

・・痛いってば!


「俺のこと・・捨てないで~~~」

え?なんで、そうなるの??
翔くんの考えてることが、全然わからない!


「智くん・・あの時、怒った。ホラ笛が・・・最後のプレゼントになるんだ~~」

え?なんで、そうなるの??
ただ、上手に吹けたから・・あげるって、言っただけなのに。



「翔くん、大丈夫。落ち着いて・・・」

「俺のこと・・キライにならないで~~~」

全然、話、聞いてくれないから・・
軽く、頭をぽかっと叩いた。



「智くん・・やっぱり、俺のこと、キライになったんでしょう~」
鼻水まで垂らして・・・
だから・・抱きつきすぎ!
痛いってば!



「翔くん。離して」

「さとしくん・・・やっぱり~」

「翔くん!大好きだから!落ち着いて!」




このホラ笛は・・・翔くんちに置いといて。
音を聴きたくなったら、翔くんちに来るから。
それまで、もっと、上手に。
先生みたいなよく響く音で鳴らせるようにしておいて欲しいな・・
なんて、思ったんだけど・・・・

聞いてくれる?
ねぇ?






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昨日は、天気が良すぎました・・・
ワタシ、ナメクジ並に、お日さまが苦手。
屋外活動をした後には、昼寝をしないと・・もう、ダメ~な感じです(笑)

それなのに・・すごい日差しが強くて。
溶けるかと思うほど・・・でした。

水色の長袖パーカーを着て、首にぐるぐる巻いて、帽子+フードで日差しを避け、なるべく日陰に避難してたんですけども~
それでも、帰宅後、昼寝~(笑)


なぎの「な」はなめくじの「な」なんでしょう・・(笑)



夜には、地震がありましたし・・
みなさん、大丈夫でしたか?
ワタシ・・大きな揺れで乗り物酔いっぽくなりました。
フェリーに乗ったときのこと、思い出して。
もう、フェリーなんて、乗らない!(笑)