「智くん、すごいね!いつも、すごいけど・・今日は、すごかったよね!」


翔くんは、興奮すると、ボキャブラリーが少なくなるのかな・・?
相葉くんと、おんなじようなこと言ってる。




「うん。ありがと」

「あ~どうしよ!俺、もう、智くんの、今日の活躍見て、興奮冷めやらぬ状態なんですけど!」

「翔くん、落ち着いて」

「智くん!今日の勝利の原動力だよね!」

「ねえ?僕の言うこと、聞こえてる?」

「智くん!お祝いしよ!活躍のお祝い!」

「ねえ??落ち着・・・」

「ケーキいる?どんなのがイイ?シャンパンとかは?それとも、ワイン?あ、外食する?」




軽く、頭をぽかっと叩いた。

「智くん!?なんで!?」

「少し、落ち着いて。僕はお祝いなんて、いらないから」

「え?嫌だった?え?俺にお祝いされるのが、嫌なの?」

「違うって」

「智くん・・俺のこと、キライになったの?」


そんな、抱きつかないで!
痛いってば!


「翔くん。離して」

「さとしくん・・・やっぱり~」

「翔くん!大好きだから!落ち着いて!」




興奮すると、なんで、僕の言うこと、聴こえなくなるの?
もう!
ちゃんと、聴いてよ!
っていうか・・なんで、そんなに、興奮してんの!?