相葉さんって・・ホント・・二人きりになると・・・あまえんぼです。


ソファーで座るのも、余裕があるのに、ぴたっとくっつくし。
ちょっとキッチンに飲み物取りにに行こうとしてもくっついてくるし。
お風呂も一緒に入りたがりますし。
なんなら・・トイレにまでついてこようとしますし・・・

正直、鬱陶しいって・・思う時もありますけどね・・・
ホントは・・ワタシも・・そんな風にされると・・・・ね・・
相葉さんには、言いませんよ。
図に乗りますからね。

時々ね・・もっと・・相葉さんの愛情を確かめてみたくなる時があって・・・
わかってますよ。
欲張りだって。
でもね・・相葉さんが他の人に向けてる笑顔見てると・・
ちょっと・・妬ける・・んです。



ワタシに回してくる腕を重い!って避けたり。
ちょっと離れて座ったり。
ついてこないでよ!って釘を刺したり。

そんな時に、見せる相葉さんのへこんだ顔を見て・・
安心するんです・・
愛されてるな・・・って。



今日もその作戦遂行中。
夕飯一緒に作ろうよ、って誘われたのに。
ヤです、って断って。
相葉さん、一人で鍋、作ってくれてます。

いい匂いがしてきました。
そろそろできるかな・・?
キッチンに入って。

味見するね、ってタレに指を付けて、舐めてみた。
相葉さんの目を上目遣いで見つめて。
おいしいね・・
もう一回、タレを指に付けて・・

アナタも味見します?
って、相葉さんの口元に指持って行って。
相葉さんが口開けたから・・
指押し込んで、相葉さんの舌を・・・
指で撫でた。

相葉さん・・
仰け反って・・冷蔵庫にぶつかっちゃって。


美味しかった?
聞いたら。

おいし・・かった・・
口籠もるように答えて。

ナニが?
・・・ニノが・・味見させてくれた・・の・・が・・

ワタシに腕回そうとするから、さり気なく体離して。

その時にちょっとだけ見せたへこんだ表情に・・
安心して・・・



今日の作戦も成功しました。
今日もワタシ、相葉さんに愛されてます。