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東京郊外に在住
アラフィフ
パート主婦のモコです
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「痴人の愛」読書レビューの続きですー
男のアホさ加減②白人女性へのコンプレックス
ナオミという名前は
今でこそめずらしいものではないですが
当時（大正時代）は西洋風な響きでした
名前の通り、顔立ちや肌の色
その見た目も西洋っぽかったナオミ
そこが譲治のお気に召したところでもある
こんな人？これなら男も思考停止になるかしら？
イチバン可笑しかったのが
社交ダンスの先生であるロシア人女性に
ダンスを指導してもらうシーン
本物の白人女性を前に
とことん卑屈になる譲治
握手するのも引け目を感じる
一緒にステップを踏むときには
自分の口臭が匂うのではないか？
手汗を不快に思われやしないか？
気になりつつも
白人女性との接近に
心の底から興奮している
あげくに
女性から香ってくる微かな腋臭の匂いまで
（ロシア人は腋臭が多い）
嗅ぎつくして恍惚となる
そこの描写が細かくて
めちゃ笑えたーーー
そんなに西洋に憧れてるんなら
白人女性にアタックしろ！
それができないからナオミで手を打ったんでしょ？
そんなツッコミを入れつつ
大笑いしながら読みました
ホント、男ってアホだわー
女もカッコいい白人男性を前にしたら
似たようなもんかもしれないけどね
続きは次のページ
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