ご訪問ありがとうございますラブラブ

 

東京郊外に在住

アラフィフ

パート主婦のモコです

 

はじめましての方はこちらもどうぞ♪

 

************************************

むらさき音符久しぶりの読書レビューは「痴人の愛」むらさき音符

 
 
谷崎潤一郎の作品は

2~3年前に「細雪」を読んだのが初でした

 

そしてこれが4冊目

 

細雪もそうだったけど

とにかく心理描写が細かい

 

その細かさが名作と評される所以であって

この小説をおもしろくしているところであります

 

名作の定義はイマイチわかっておりませんが・・・タラー

 

女性のわたしから見ると

奔放なナオミに振り回される男たちが

お気の毒様という感想です

 

いちばんの被害者は譲治だけど

彼の場合は自分がまいた種

 

うつくしい女を前にすると

男って思考停止になるのかなー

ほんと、アホだわー

 

つくづく男のアホさ加減を

感じた作品でありましたウインク

 

************************************

むらさき音符男のアホさ加減①主人公二人の出会いむらさき音符

 

この物語の主人公

28歳の河合譲治と15歳のナオミ

 

社会的地位のある、いい年の男が

カフェーの女給をしていた15歳のナオミを

見た目の美しさだけで見染め

将来の嫁候補として引き取り

自分好みの女に育て上げよう!

というのが二人の出会い

 

 

うーーむ、

源氏物語の光源氏と紫の上を連想するが

譲治は光源氏とは月とすっぽん

 

彼はエリート技術者なんだけど

見た目はイマイチだし背も低い

今まで女にモテたことはない

典型的な陰キャの理系男子

 

そういう男が目をつけたのが

若い女!というのが

いかにも安易で腹立たしいムキー

 

 

若い女なら自分の思い通りになるかも?

って発想かもしれないけど

 

どんなに若くたって

自分の思い通りなんかならないぞーグー

 

モテない男の考えそうなことだけど

思い上がりも甚だしい

 

ってか、自分の見ためをよく考えて

もう少し分をわきまえろってはなし

 

ホント、男ってアホだわー

 

 

下矢印譲治がこんなイケメンなら何をしても許しちゃうーハートハートハート

 

 

続きは次のページで!

 

************************************