前回のバーの話の流れで長居出来る場所ということで台湾のお茶屋さん(茶芸館)のことでも。
たいていのシステムは
①茶葉を購入(ついでに茶菓子も)
②いくつかの茶器を使って、手順に従ってお茶を入れる。(こうした飲み方は「工夫茶 」と呼ばれるみたい。お店の人が教えてくれる。)
③満足行くまでお茶(とお茶菓子)を楽しむ。(料金のなかにお湯代というのが含まれており、やかんのお湯はお替わり自由。)
④帰る際に余った茶葉は持ち帰り。
という感じ。
去年のGWは「千と千尋・・・」の舞台ということで有名な九分(ほんとは「にんべんに分」)の阿妹茶樓に行った。
人気観光地で人が多いので長居は断られるかなと思ったけど、夕方から日没まで長居させてもらった。
よく見てみると、たしかに客は多いのだが、ツアー等で時間の無い人が多く、回転が早い。
すごいのだと「集合まで5分しかないんだけど」という人もいた。
お店のほうも心得たもので、そういう人のために「セット」というお茶ワンショットと茶菓子というメニューがあったりするんだけど、個人的には時間の節約よりもゆっくり楽しむほうがいいなと思う。
ちょっと台北からは不便だけど山の中で風情があっていいところだった。細い通路の両側のお店を眺めるのも楽しいし、上まで登ると基隆方面の海も眺められるし。
見てないけどここを舞台にした台湾映画「非情城市」も見てみたい。

