国立(くにたち)昭和大衆音楽同好会 -23ページ目

国立(くにたち)昭和大衆音楽同好会

昭和(1926〜1989年)のジャズ、ブルース、ラテン、ロックなどの音楽を独断と偏見で紹介!

  年末年始は家族や親や親戚と過ごし、食べたり酒飲んだり。ユニオンへ初買い行こうかと思っていたが、今年もできなくて残念。まあ年末年始お仕事という方もたくさんいるので、こんな休めるだけラッキーだが。ちなみに大晦日は21時には寝てしまい、紅白の大半はリアルタイムで観ることが出来ず。録画していたものを後日ちらっとチェックしたところ、桑田佳祐や高橋真梨子あたりがなかなか味があって良いなーと思った。

  
  大晦日早く寝たぶん、元旦は朝5時ぐらいには目が覚めた。家族起きてくる前にと、DVDを観る。「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」。ライ・クーダーの例のあれ。ほんとに恥ずかしながら初めて観る。下の画像はDVDライナーブックレットの中に掲載されているイラスト。登場するミュージシャンのプロフィールが上手くまとめられていて素晴らしい。
 
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  20年近く前のこの超有名映画のレビューを今さら書いてもなんだが、雑駁な感想メモを。
  一番印象に残ったミュージシャンは、ピアノのルベーン・ゴンザレス。打楽器的な力強さと美しいフレーズで、これぞ昔のキューバ音楽のピアノという感じ。ルベーンは「キューバ音楽史上3本の指に入るピアニスト」だと映画の中で評されていたが、その情報なしでも演奏をひと目見てこれはかっこいいと思った。アルセニオ・ロドリゲスのバンドでも弾いていたということで、ルベーン本人がアルセニオとの思い出を中盤で語っていて、その内容も興味深い。例えばルベーンの前にアルセニオ・バンドに在籍していたピアニストはヨーロッパに移住したとか。戦前ヨーロッパのキューバ音楽の受容はどんな感じだったんだろう?ジャズと同じで知識層からの人気があったのかなどの想像が膨らむ。
 
  華麗にベースを弾くオルランド・ロペスは「うちは代々ベース一家。個人的にはヴァイオリンが好きだったが、祖父から言われベーシストになった」と語る。伝統芸能みたいなものなのだろうか?というか彼の祖父はどんな音楽やっていたのか。ジャズよりも歴史が古い?キューバ音楽の歴史にやはり関心がいく。
  その他、ラウーという古い弦楽器をTボーンやジミヘンのように頭の後ろで弾くパフォーマンスを、ステージ上で披露するミュージシャンや、パーツの少ないティンバレスという楽器の表現の難しさを語るミュージシャンなど登場し、キューバの芸能や音楽のいろんな部分が細かく見れる。
 
  演奏シーンはたくさんある。特にソンが多くなりだしてからの後半が個人的には良かった。やはりパーカッション入ってみんなで歌ってると盛り上がる。
  ラテン音楽初心者のような自分には、今見ても十分刺激的な映画。知らないことがたくさんあるってのが改めて分かった。元旦朝から見て良かったです。
 
 と言うわけで、本年も音楽を聴いていろいろ書いてまいります。よろしくお願いいたします!(後藤敏章)