「LOVE」、昨日フラゲして、娘と一緒にPARADOXは見ました。
その後は時間がなくて、細切れにアルバム曲を聴いています。
やはり今回のアルバムの中で特筆すべきなのは、相葉ソロですよね。
普段、あまり自分の胸の内を語ることをしない相葉さんの、
むき出しの、震える心が響いてきました。
「誰」を歌った歌なのか、いろいろ噂されているけれど、
重要なのは「誰」なのかではなく、
相葉さんにとって、「その人」がどれだけ大切な人で、
また、どれだけ「その人」に愛されていたかということだと思います。
今までの相葉さんのソロは、あくまでも「アイドル相葉雅紀」でしたね。
「アイドル相葉雅紀」としてのメッセージを私たちに伝えてくれていました。
だけどこの曲は、ただの「相葉雅紀」としての想いを、慟哭を、感じられて。
ファンになって初めて、等身大の相葉雅紀というものを垣間見れた気がしました。
アイドルではない、一人の生身の男性を実感できた気持ちです。
それでも、あの笑顔の下に、こんな悲しみを抱えていたのかとか。
それでも、笑っていたくれたのかとか。
曲を聴いていると、そんな思いが溢れてきて涙腺がやばいです。
普段は明るくはじけるような相葉さんの歌声が、
切なく、それでいて底なしに優しくて…。
昔の曲と聞き比べると、表現力が段違いに上がっているなと思いました。
特に今回の歌は、如実に表れています。
なんか、今までのソロは「バラエティ」の世界だなと感じていました。
CDで聴くだけでなく、ライブでパフォーマンスすることによって完成する、
映像も込みの世界観。
でも、この夜空への手紙は、「ナレーション」だと思ったんですよ。
声だけで表現する世界、この歌はCDだけで完成していると。
もちろん、ライブでどうするかも楽しみではありますが、
今は相葉さんの歌声に、どっぷり浸かっていたいと思っています。