5月24日の今日は、卓巳先生の誕生日だそうです。
DNA検査の結果の用紙に書いてあります。
1983年生だから、相葉さんよりは5ヶ月年下になるんですね。
普段、中の人の誕生日は意識することはあっても、役柄の誕生日は意識しないのですが
(ドラマ中で誕生日のシーンがあったのは、マイガールだけでしょうか。)
卓巳先生の場合は、誕生日が他の人と違う意味合いが込められているので、
感慨深いものがありますよね。
どんな親であれ、子どもの誕生は嬉しいし、神聖なものなんですけど、
斎藤夫妻にとって、卓巳先生は二男というより、健さんのドナーなんですよね。
いくら健さんを助けるためとはいえ、自らお腹を痛めて産んだ子供を、
単なるドナー扱いなんて、できるのでしょうか。
むしろ出来ないから、波多野家に養子に出したんだろうし、
事故に合って瀕死の重体の時に、「最後のお願い」をしたのでしょう。
小学生卓巳が遊園地で斎藤夫婦に会った時も、斎藤夫は冷たい目をしてたけど、
お母さんである斎藤妻は、複雑そうな顔してたましたよね。
たとえドナーベビーとして産んだとしても、人並みの母親としての情はあったと思いたいです。
卓巳先生がいつ、波多野家に引き取られたかは正確ではありませんが
想像するに出生後直ぐですよね。
戸籍には実子で載ってると思うので、そうなると届出は2週間以内だから。
だから、誕生の理由はどうであれ、
次の誕生日は、波多野の両親から沢山の祝福と愛情をもらったんだろう。
だからこそ、真実を知っても「波多野卓巳」として「実家に帰る」と言えるんだろうなと思います。
普段、終わったドラマをここまで考えることはないのですが、
それだけ、ラストホープは私にとって、特別なドラマだったということでしょう。