LAST HOPE #04 | Double Feature

Double Feature

今、嵌っているもの。
ずっと好きなもの。
思っていること。
考えていること。



ラストホープなんですよの決め台詞は古牧先生にとられ、


おやつは副島先生に齧られる卓巳先生。


こうした遊び心のあるシナリオは、大好きです。




4話の医療パートは本当に最先端でしたね。


もう何が何だかパルプンテです。


医療パートは「へー、こんなことできるんだ。すごいなー。」で見てればいいかなと。


それでも十分面白いし。




むしろ、ミステリー好きとしては、サスペンスパートを重要視してます。


今回は、高木先生の過去がひも解かれましたね。


あの女性は高木先生の恋人で、心臓の不治の病だったのですね。


安楽死(実際は、患者自らで選んだことだけど)問題も、医療の大きなテーマですよね。


なんか、高木先生と恋人のパートが良すぎて、それだけで満足したんですけど、


他の人の回想場面も、いろいろと進展がありましたね。




それと、エレベーターでの卓巳先生とセンター長の場面で、


センター長が先にエレベーターを降りて、


振り返ったところのセンター長の表情がすごく気になりました。


今まで、卓巳先生を見る瞳と違う気がして。


なんというか、優しい瞳だったですよね。


センター長が、この6人を集めたのは事実だとしても、何の目的なのでしょうか。



そして、最後に現れたもう斎藤夫妻と一緒にいた少年。


斎藤夫妻の長男なんだろうけど、卓巳先生との関係は?


幼い卓巳先生が手術室に運ばれる途中、みかけた少年が彼?


あそこにいるということは、彼も手術を受けるの?




あの少年は、卓巳先生の兄という説が多いですね。


病気の兄を助けるために、卓巳は作られたクローンなんていうと飛躍しすぎですが、


普通に考えても、兄弟だから病気の兄のために臓器を提供するのはまあ、ないわけではないとしても、


卓巳少年の年齢、幼すぎませんか?


日本では、あの年齢での臓器移植はできないはずですよね。


それに、斎藤夫妻の卓巳を見る瞳に愛情のかけらも感じられないことを思えば、


卓巳先生は単なるドナーとしてだけのために、生まれてきた可能性もあるわけで。


そしてドナーとしての役目を終えて、処分(恐ろしいけど)されそうになった卓巳先生を


今の波多野父が引き取ったとか?




あと、4話では卓巳先生が高木先生や橘先生に、いろいろ突っこんで聞いてたんですが、


あれって単なる「町医者の笑顔でえげつないことをいう」だけなんでしょうか。



センター配属になる前に、センター長の故郷にまで調査に行っていたくらいだから、


自分の過去について、調べてるってことですよね。


その上で、他の医師たちも自分の過去に関係してくることを知っていた上での質問だとしたら、


なんか、含んだ感じがしました。


特に橘先生には。


卓巳先生が意外に表情が読めないので、難しいんですけど。




含んでいるといえば、副島先生も高木先生に何かありますよね。


高木先生が事件を起こしたのが、妻の父の病院だからといって、


それが理由でもなさそうだし。


副島先生のOPは、AMBITIOUS=大望、野心だから、


単純に自分の野望のために高木先生を利用しようとしているのかなと思うのです。


ただ、その野望が問題なのかな?



もう、今回はラストの卓巳先生の回想場面にすべてもっていかれました。


最後の最後に、少年が現れた時は、(いい意味で)ぞっとして鳥肌がたちました。


4話にきて、まだ重要な情報が隠されていたとは…。




このドラマは嵌る人にはすごい嵌るけれども、そうでない人はまるで受け付けない、


見る人を選ぶ極端なドラマだと思うのですよ。




張り巡らされた伏線といい、ドラマの途中で度々差し込まれる回想シーンといい。


医療場面だって、最先端すぎてちんぷんかんぷんだし、


ドクターXみたいにスーパードクターが出てくるわけでもなく、


さらに、どの患者も病気さえ治ればハッピーエンドということでもない。


(1話は、再発の確率がすごい高いだろうし、2話はお父さんが亡くなったし


 3話はこれからのリハビリの方が大変だし、4話にいたってはまだ途中)


ついてこれる人だけついて来いと、言っているようなドラマですもの。




正直、嵐の相葉雅紀を使っての医療ドラマなら、いくらでも視聴率をとる方法はあったと思います。


有名な原作を選んでもいいし、それこそ動物のお医者さん系や町医者の人情ものでもいい。


それなのに、あえてのこのラストホープということに、スタッフの気迫を感じます。


そして、今のところ相葉さんもそれに応えていると思います。


卓巳先生のあの笑顔できついことを言うキャラを、まったく嫌味なく演じています。


さらに、普段の笑顔が印象的だからこそ、回想場面での苦悩が引き立つ。


これがあてがきというのだから、もうシナリオライターさんには、足を向けて眠れません。