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バナナマンがMCを務めるテレビ東京の“Youは何しに日本へ?”を毎週見ています。
成田空港や関西空港などで
You=外国人に「あなたは何をしに日本へ来たのですか?」とインタビューします。
そこで交渉が成立するとその人の後を追いかけ取材する事になります。
先日はあるイスラエルの青年に密着しました。
この青年は兵役を終えて大学に進学するのを1年遅らせて世界中を旅するバックパッカー。
そして旅の最後に日本を選びました。
約2か月を掛け北海道から沖縄(西表島)までヒッチハイクで124台の車を乗り継ぎ約5134㌔の距離を移動しました。
ヒッチハイクといえば・・・・
ヒッチハイクの人を拾って自分の車に乗せたり
給料の9割を慈善団体に寄付をしたり
左派ゲリラとして活動し軍事政権が終わるまで13年も収監されていた
ウルグアイのホセ・ムヒカ大統領のドキュメンタリー映画が制作されているそうです。
公開が楽しみです。
そしてこの番組を見て、二十代の時に読んだジャック・ケルアックの On The Road のとこを思い出しました。
1950年代に書かれこの小説は、このイスラエルの青年と同じように、軍を退役した青年がヒッチハイクをしてアメリカを横断するジャック・ケルアックの自伝的内容を反映した作品。
しかし、読んだといっても何故か途中で挫折してしまうのです。
本棚の隅っこにしまっては思い出して読むの繰り返し・・・・
そんなある日、レンタル屋さんでDVD(映画化)されているのを発見しました。
第二次世界大戦後のアメリカの若者の文化(スピード・ジャズ・〇ックス)や激しい苦悩が描かれています。
1979年にフランシス・フォード・コッポラが権利を獲得したのですが、紆余曲折があり2012年に公開されました。
私がこの小説を知ったのは、浜田省吾さんのOn The Road という曲を聞いたのがきっかけです。
曲の一節にこんな歌詞があります。
この道の彼方約束されたはずの場所があると信じて行きたい
もう一度孤独に火をつけて
約束の地 Promised Land
話がだいぶあちこちにとんでしまいましたが、イスラエルの青年は最後にこんな事を言ってました。
日本で多くの人に会って前より社交的になれた
イスラエルでの生活は凄くストレスが多い
イスラエル人の気質か・・・国の事情も影響しているかもしれない
でも世界に出て色々な人と出会って
別の生き方もあるんだって分かった・・・
もしかしたら日本は青年にとって約束の地だったのかもしれません。
