久しぶりに、映画について書こうとおもいます。

“ファイトクラブ”・デビット・フィンチャー監督作品。

「セブン」や「ドラゴン・タトゥーの女」など好きな作品があり、期待してみました。

不眠症に悩んでいた主人公(エドワード・ノートン※名門イェール大学で天文学・歴史・日本語を学んだそうだ)が、ある日、自宅が爆発事故にあい途方にくれる。

そんな時に、偶然飛行機で隣り合わせの席になり知り合ったビジネスマンの男(ブラット・ピット)のことを思い出して、電話を入れ救いを求める。

バーで意気投合し、酒に酔った二人は、悪ふざけで殴りあいを始める。

これを見ていた男たちも加わり、殴りあいを目的とした「ファイトクラブ」なる組織を結成する。

「ファイトクラブ」の事を他に口外してはいけないという掟もできる。

やがてこの「ファイトクラブ」が起こすトラブルに、主人公は捲き込まれていく。




この映画は、夢と現実がオーバーラップして行き、主人公自身がデジャブ?かと苦悩する。

主人公とビジネスマンは、ジキルとハイドほど違う人間だが、実は別人格の本人が暴走しているのだ。

インセプションや北野武監督のTAKESHIS'のように途中で頭のなかが「??」になってしまいました。

ラストシーンも期待を裏切りません。


二人の間を取り巻く女性役で、ヘレナ・ボナム=カーターが(ティム・バートン監督と事実婚をしている女優)が出演しています。

この三人が、互いの個性を潰さずに“チームケミストリー”を形勢していておもしろい作品になっています。



追記:昨日のオホーツク海側は30℃を越えました。



やっと、花も咲き始めました。



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