前々回、5月15日は“Jリーグの日”と書きましたが、もう1つ“ヨーグルトの日”でもあります。

新聞の記事より。

ロシアのノーベル賞生物学者 イリア・メチニコフ博士(1845~1916年)の誕生日を記念して制定された。

1907年に「不老長寿論」を発表し、ヨーグルトを摂取することが長寿の秘訣であると提唱した。

メチニコフ博士は免疫系の研究でノーベル生理学・医学賞を受賞、強烈な個性と風貌から「科学の魔王」とも呼ばれた。

     ◆不老長寿論とは◆


腸内の腐敗菌よる自家中毒が老化の原因
※自家中毒とは、体内で作られた毒素により起こる中毒のこと。

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ブルガリア地方に100歳を越えた長寿者が多いことに注目

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彼らは毎日大量のヨーグルトを食べている

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腸内腐敗は自家中毒に加え動脈硬化を起こすことを立証

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ヨーグルトは腐敗菌の増殖を防ぐ効果があることを確認

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ヨーグルトに含まれる乳酸菌を摂取することが長寿の秘訣


「ヨーグルト不老長寿論」とも呼ばれる、この説は大きな反響を呼び、ヨーグルトが世界中に広がるきっかけにもなった。


ギネスに長寿世界一と認定された京都府の116歳、木村次郎右衛門さんも毎朝ヨーグルト食べているという。

“不老長寿”はいまだに人類の謎のままである。
その「不老長寿論」を現代科学で検証しようと試みているのが、メチニコフ博士が在籍していた、フランスのパスツール研究所と日本の明治だ。
2年前から共同研究を進め、今年11月に結果が発表される予定という。