ジョンにはポール、ミックにはキース、そしてブルースには・・・・





エリック・メオラが撮影した“ビッグマン”ことクラレンス・クレモンズと“ボス”ことブルース・スプリングスティーンが映ったアルバム『Born To Run・邦題
明日なき暴走』のジャケット。
やはり、紙ジャケ(レコード)の方が断然いい。

子供の頃、カトリック系の学校に通っていて落ちこぼれだったブルースは、八年生の時一年生のクラスに入れられたそうだ。
(彼の名誉のために断っておきますが、この学校の伝統やしきたりに馴染めなかった為、後に公立の学校へ転校している。)
そんな彼がギターと出逢い音楽に目覚め、やがてワーキングクラスヒーローと呼ばれる様になる。

かつてインタビューのなかで彼はこう語っていた。
デュアン・エディの様なギターで、ボブ・ディランの様な歌詞をロイ・オービスンの様に歌いたい。

デュアン・エディ この人の事は、ギターリストという事以外よく解りません。

ボブ・ディラン フォークの神様
日本だと杉下茂さんか?(これが解る人はかなりの野球通です!)にひひ

ロイ・オービスン “プリティ・ウーマン”でお馴染み  ブルースのThunder Roadの歌詞にもその名前が出てくる。

ブルースの代表的な曲にはBorn in the USAやThe River、またNYパンクの女王パティ・スミス(今年2009年以来になる来日公演を行った)との共作Because The nightなど数々あるがやはりBorn To Run は外せないであろう。
私は“明日なき暴走”とデヴィッド・ボウイが作詞・作曲してモット・ザ・フープルに提供した“すべての若き野郎ども”は
見事な邦題だと思っている。






※クラレンス・クレモンズの火を吹く様なサックスがカッコいいグッド!
是非とも聴いて頂きたい。

フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドがこの曲をカバーしているがこちらもグッドパー