さくさく読書日記-最強のふたり

前に予告を見て、公開したら絶対見たかった映画。
水曜日のレディースデーはとても混んでました。



パラグライダーの事故で首から下が麻痺した大富豪、フィリップ。

彼の介護人の面接に、スラム街出身の黒人青年・ドリスが来る。

ドリスは、不採用の証明書でもらえる失業手当が目当てで、

働く気はまったくなかったが、そんな彼をフィリップは採用する・・・。

すべてが異なる二人はぶつかり合いながらも、次第と友情を育んでいく・・・。



予想通り、すっごくいい映画でした!!

実話をベースとした障害者とその介護人の話・・・というと、

ちょっと重いイメージがありますが、この映画はゲラゲラ笑ってホロリと感動・・・という、

本来のイメージを覆す映画になってます。

大富豪とスラム出身の黒人・・・普通に生活してたら、絶対まじわらないであろう二人が織り成す

友情関係がとてもいい!!

特に、介護人ドリスが、重度の障害者であるフィリップを障害者扱いしないのがすばらしいです。

それまで、何人も介護人が変わっていたそうなのですが、それは「同情」が常に存在したため。

そんな腫れ物に触るような介護に飽き飽きしていたフィリップは、面接のときのドリスのやる気のなさに

何かを見出したのでしょうねー。


高級スーツとスウェット、文学的な会話とシモネタ、クラシックとソウル・・・本当に何から何まで違う二人が、互いを受け入れ、今まで触れたことのない世界を体験し、それを共鳴し、ゆるぎない友情に変わっていく様は、本当に爽快でした。

感動が大きくて、うまく言葉にできない・・・。

でも、二人とも最初の面接のときからだんだんと目の光が違ってくるんですよー。

それはすごくうまいなーと思いました。


この映画、音楽もすごくいいです。

クラシック音楽に造詣が深いフィリップ。

そのよさをドリスに教えたくて、いろいろな曲を紹介するのですが、

ドリスときたら、たとえば、ヴィヴァルディの「四季」の”春”を聞いて、

「職業紹介所の保留音だ」などと茶化す有様。

そして、そんなドリスがオススメする音楽は、アース・ウィンド・アンド・ファイアー。

堅苦しいパーティーのシーンでドリスが「ブギーワンダーランド」に合わせてダンスをするシーンは

とても好きです。


久々にサントラが欲しくなった映画。

終わり方も後味がよく、じーんと心地よい感動に浸れます。

混んでるの覚悟で思い切って観に行って大正解の映画でした!!