湊かなえさんの本は後味悪いんだよなーと思いつつ、
新しいものが貸本屋さんに入荷していると手に取ってしまいます。
静かな田舎町の「しぐれ谷」で地元化粧品会社に勤める美人OLの惨殺死体が発見された。
世間には「しぐれ谷OL殺人事件」として報道され、ネットで話題が広がるにつれ、
被害者が勤めていた会社のヒット商品「白ゆき」石鹸の商品名と、
渦中となるその会社の二人の女性をかけた意味合いで、「白ゆき姫殺人事件」と呼ばれるようになる。
それは、殺された三木典子はその美貌を、事件直後から行方不明になった三木の同僚・城野美姫の
名前からなぞらえたものだった。
美人被害者と容疑者と噂される地味な外見の同期の女性。
フリーライターの赤星は「白ゆき姫」と同じ会社に勤めている高校時代の同級生からの電話に刺激され、
特ダネを狙って現地に飛び、ふたりの白ゆき姫を知る人々に取材を始める・・・。
女性の私が言うのもナンですが、女って怖いわー。
この本、とある地方に本社を置く化粧品会社のOLが惨殺され、それを追うフリーライターの
インタビューという形式になっています。
湊さん特有の「独白形式」な形です。
被害者、容疑者それぞれの友人知人から話を聞くのですが、いやいや、その内容が怖い。
人によって対象の人についての思いが様々なのはもちろんそうなのですが、
大半は悪口。妄想も含めて悪口のオンパレードで、読んだあとグッタリしました。
やっぱり後味悪いし、この人の本、ニガテだ・・・と思い、最後の最後にひとまとめにされている、
赤星の事件に関する資料には目を通さずに本を閉じました。
犯人もわかって謎も解明されるのですが、読んでちょっと後悔してしまったのは否めません。
でも、また新作出たら読んじゃうのかなー・・・。
きちんとした感想が書けなくてすみません・・・。
