以前挫折した、村上春樹さんの長編小説。
題名からしてフシギな感じ。
前回は1巻まで読み終えてギブアップでしたが、
今回はなんとか読了しました!!
弁護士事務所で働いていた「僕」は、仕事を辞めて日々家事を営んでいた。
妻の「クミコ」は、雑誌編集者として働いており、二人の結婚生活は概ね平穏に
過ぎていた。
だが、飼っていた猫の失踪をきっかけに何かが狂いだし、ある日クミコは
僕に何も言わずに家を出てしまう。
僕は奇妙な人々との邂逅を経ながら、クミコの失踪の裏に彼女の兄
「ワタヤノボル」の存在があることを突き止める・・・。
全3巻にも亘る長編小説。
第1巻のサブタイトルが「第1部泥棒かささぎ編」、それ以降、
「第2部予言する鳥編」、「第3部鳥刺し男編」となっており、
なんだか意味がわからない・・・。
主に、主人公の「僕」が失踪した妻「クミコ」を捜し求めて、
その途中にいろんな、かなり奇妙な人々と出会いクミコ失踪の謎を
探求していく・・・みたいな感じなのですが、
戦時中のむごたらしい話あり、生々しい性描写もあり・・・ちょっと軽く読めるような
内容ではありませんでした。
だから前回は挫折してしまったのかも。
前回から継続して印象深いのは、戦時中の拷問で、人間の皮をはぐという話。
読みながらイヤでも想像してしまい、具合が悪くなりそうでした・・・。恐ろしい・・・。
貸本屋さんで借りるときに、貸本屋さんのお姉さんに、どうすれば挫折せずに読めるか聞いたところ、
「いろいろ伏線もあるんだけど、結局あとに繋がらないものもけっこうあるので、そのへんを見極めながら読むと、
さらっと読めると思う」というアドバイスだったので、それを意識して読みました。
おかげさまでなんとか読了できました。
村上春樹さんの小説は奇想天外なお話が多いのですが、
たぶん、そういう形で強く訴えたい何かがあるというのは
すごくよくわかります。
ただ、残念なことに、私の力不足で深いところまで理解することは至難のワザですが・・・。
今回のこの本も、村上さんが訴えたいことはイマイチわからなかった・・・。
何度か読むうちに紐解けるのかもしれません。
しばらくしたらまた読みたいです。
