さくさく読書日記-世界の終りとハードボイルドワンダーランド

先日、村上春樹さんの「海辺のカフカ」を再読しました。
二度目なのに、夢中で読み漁ってしまって・・・。
で、単純な私はいつものごとく、余韻に浸りつつ、すっかりハルキワールドに
ハマってしまい、以前挫折した「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」を
手に取ってみました。



物語は、「世界の終り」と、「ハードボイルド・ワンダーランド」の章に分かれていて、

それぞれ「僕」と「私」の視点によって章ごとに交互に入れ替わりながらパラレルに進行します。

「世界の終り」は、一角獣が生息し、「壁」に囲まれた街(世界の終り)に入ることになった「僕」が、

「街」の持つ謎と「街」が生まれた理由を探し求めるお話。

「ハードボイルド・ワンダーランド」は、近未来と思われる世界で、「計算士」として働く「私」が、

自らに仕掛けられた「装置」の謎を探し求める物語。



・・・と、あらすじがまったくうまく書けません。

というか、この小説を全て理解したかというと、答えはNOで、

恐らく飲み込みの悪い私は、何度か時間を置いて読まないと、全てを紐解けないと思います。

でも、一度挫折しているゆえ、今回は一応読了したことに満足。

摩訶不思議な、でも、なんか深い意味がありそうなハルキワールドにまたしてもどっぷり浸かってしまいました。

何年か前に、村上春樹さんがエルサレムで賞を受賞したときのスピーチが、「壁と卵」を例えにして、

さらに、「システム(=社会)」についても言及していました。

これらのワードは、この小説にとても多く出てきます。

そこに村上さんの意思がこめられてるというか・・・そんな風にちょっと思いました。



個人的に読んでてワクワクしたのは、「ハードボイルド・ワンダーランド」の方かなー。

これは、また本当にちょっと時間を空けて再読したいです。

まったく感想になってなくてすみません。