先日の同窓会の帰り、母と弟と一緒に、

91歳の祖母に会いに行ってきました。

膝をちょっと痛めていて歩くのが辛そうでしたが、

それ以外はピンピンしていて、まだまだ元気でいてくれそうで安心しました。

今年は、母と東京に遊びに来たいと言っていたので、

あったかくなった頃、ツアーを企画しようと思ってるところ・・・。


そんな祖母は、戦争中、軍人だった祖父とともに満州に住んでいました。

小さい頃から、戦争中の苦労話をいろいろ聞かされてきましたが、

断片的な話ばかりで、祖母がどういういきさつで祖父と結婚し、

満州に渡ったのかってのは実はほとんど知りませんでした。

弟が、去年のお盆に祖母に会いに行ったときに、戦争中のいろいろな話を

聞いたというのを聞いたので、私も祖母が生きているうちに、貴重な話を

聞きたいと思っていたのですが、今回、いろいろ話すうちに、

自然とそういう話になり、子供の頃は聞いたことがなかった詳しい話を

ちらっと聞くことができました。

祖母は父が生まれた昭和20年2月のちょっとあとに乳飲み子の父を

抱いて一人で日本に帰国したそうで、8月の終戦時には既に日本にいたそうなのですが、

それでも、女一人で、汽車を乗りついで満州から釜山、釜山から山口、

山口から静岡・・・と途方もない距離をあの混乱の中移動し、とても大変な思いをしたそうです。

祖父は、満州から沖縄方面に移動になり、宮古島に駐留したそう。

沖縄だったら生きて帰ってこれなかったかもしれなかったけど、宮古島だったから

わりと早いタイミングに復員できたそうです。

もっともっと大変だった人はたくさんいるんでしょうが、それでも、あんな激しい戦争を

生き抜いたというだけで、すごいことだなと思ってます。


そんな話をしているときに、母が教えてくれたのが、NHKの「開拓者たち」というドラマ。

満島ひかりさん主演の、実話に基づいた、満州の人たちのドラマ。

たまたま、今日、見逃していた第一回目の再放送をやっていて、

夜は第二話が放送されて、続けて見てみました。

ところどころに、実際に満州での生活を体験した人のお話を織り交ぜて

進められるお話は、涙なくしては見られないものでした。

このドラマ、戦争を知らない私たちだからこそ見るべきものだと思います。

ドラマを見て、その過酷さを見て、そんな時代を生き抜いた祖母を

本当に尊敬します。



さくさく読書日記-開拓者たち


生の声を聞ける機会って年々減ってきていますし、私も祖母が元気なうちに、

もっともっといろいろな話を聞いておきたいし、それを伝えていかねばと

思います。