近々ドラマ化されるということで、むかーし読んだことがあるんですが、
どんな話だっけ?と思い、読み直してみました。
一週間後に挙式を控えた24歳の女性が自宅マンションから飛び降りた。
20歳の女性が地下鉄に飛び込んだ。
そして、女子大生がタクシーにはねられた。
社会面のありふれた記事である彼女たちの死は、誰かの手により仕組まれたものであった。
そして、魔の手は4人目に忍び寄る・・・。
逮捕されたタクシー運転手の甥・日下守は、信号は青で女性がいきなり飛び出してきたという
伯父の言葉を信じて、真実を探りはじめる・・・。
むかーし読んだのに、あらすじ、全然覚えてなくて、新鮮な気持ちで読めました。
宮部さんの初期の作品なのですが、いやー、さすがの筆力。
「むかーし読んだ」という前提なのに、そんなの関係なく、どんどん読み進めてしまいました。
主人公は、高校生の守。
彼は、幼い頃、公務員だった父親が公金横領事件を起こし失踪。
さらに、母親は病死・・・そして、母親の姉夫婦の家に引き取られているという、
ちょっと不幸な少年・・・というイメージなんですが、正義感が強く、とてもいい子なんです。
宮部さんのお話に不可欠なキャラ。
普通の高校生の守がある事件と関わっていく原因は、タクシー運転手の伯父が起こした
死亡事故。
伯父の無実を信じて、被害者のことを調べていくうちに、あることに気付きます。
それは、被害者を含む4人の女性。この女性達のうちの3人は何らかの事件・事故で
死亡しているのです。
不審に思った守はさらにいろいろ調べていくのですが・・・。
「催眠術」とか、そういう類はあんまり好きではないし、信じてないのですが、
こういう小説読んじゃうとちょっと真に受けてしまう部分は否めません。
宮部さんのお話は、超能力とか、そういう不思議な力を題材にしたもの、多いですよね。
あまり現実感がないのに、スラスラ読めてしまうのは、宮部さんの筆力だと思います。
これまたむかーし読んだのに内容すっかり忘れてますが、「レベル7」も同じような感じ???
また再読したくなりました。
ドラマは登場人物の繋がりなど、ちょっと変更されてるらしいです。
見れたら見てみようかな・・・。
