さくさく読書日記

ソフィア・コッポラ監督の最新作。
多感な年頃のムスメを持ち、映画を見て感情移入して泣いてしまうかもというお兄ちゃんと、
相変わらずクールなW先輩と3人で見に行って来ました。
ハリウッド映画のスター、ジョニー・マルコは、ロサンゼルスのホテル「シャトー・モーマント」で暮らしている。
フェラーリを乗り回し、パーティーで酒池肉林に溺れる彼の日々は、表面的な華やかさとは裏腹に、
孤独で空虚だった。
そんなある日、元妻レイラと同居する11歳の娘・クレオが訪れる。
夜までクレオを預かり、スケートリンクで優雅にターンするその姿に拍手を送るジョニー。
クレオを家へ送り届けると、乱痴気騒ぎに明け暮れるいつもの日々が彼を待っていた。
新作の取材対応や、特殊メイクの型撮りなど、俳優としての仕事をこなすものの、
なんとなく心が落ち着かない。
そんなとき、隣室の女との情事を済ませて部屋を出ると、そこには再びクレオが荷物を抱えて待っていた。
レイラが家を空けるため、しばらくジョニーの元で暮らさなければいけないという。
ジョニーの友人サミーを交えて、親子二人の日々が始まる・・・。
映画がそろそろクライマックスに近づいてる・・・というときに、ちょっと大きい地震があり、
いい場面を見逃しました・・・。
でも、とてもいい映画でした。退廃的な生活を送る、ハリウッドスターのジョニー。
仕事で成功しているものの、離婚をし、一人でホテル暮らしをしています。
このホテルというのが、実在するホテルで、なんてことない感じなのに、
ハリウッドセレブ御用達らしく、監督のソフィア・コッポラも、幼い頃から出入りしてたとか・・・。
この映画も、ソフィアの幼少時の思い出からヒントを得たそうです。
さすがあのコッポラ監督の娘!!って感じです。
実体験に伴う部分が多かったので、違和感なく観ることができたし、
主人公ジョニーの空虚さもよく出ていたように思います。
華やかに見えるハリウッド・セレブも、実生活はあんな感じなんだろうなーって思うような・・・。
ジョニーを演じた俳優さん(スティーブン・ドーフ)がこれまたステキで(私的には。)・・・。
今までノーチェックでした・・・今後要チェックです。
彼をイメージしながら脚本が書かれたそうで、もう、ぴったりの役どころでした!!
全てを手に入れてなお、虚しさがついて回る、孤独なスターの家族とのふれあいという視点は、
ありそうでないものなので、興味深かったです。
けっこう静かに進行していく映画なんですが、引きこまれて、睡魔も襲ってきませんでした。
ただ、本当に残念なのが、クライマックスの恐らくキモだと思われるシーンのときに地震があり、
見逃してしまったこと・・・。
気づいたら、エンドロールが流れてた状態で・・・。
DVDが出たらもう一度見てもいいかなーと思っています。