WOWOWでドラマ化されていて、
それを見ていたら再び原作が読みたくなり、貸本屋さんで借りました。
父の通夜の翌朝に起きた大地震後に、
借金返済を強いていた伯父を殺害してしまう、水原雅也。
ふと気付くと、そばには見知らぬ女性が立っていた。
「新海美冬」と名乗るその女性に、自分の犯行を見られたのか確信が持てない雅也は、
震災が取り持つ奇妙な縁で美冬と共存するように助け合いながら生きていくことになる。
震災後、希望を抱いて上京した二人。
だが、二人の行く先々で事件と陰謀が蠢き、やがて、一人の刑事が、奇妙な偶然に気づく・・・。
何年ぶりに読んだんだろう、この本。
二回目で、内容もだいたい知っているのに、とても面白く読めました。
「白夜行」~「幻夜」ラインは、やっぱり面白い!!
東野作品、私的には当たりハズレがありますが、この二作がとても面白かったので、
ついつい期待値が高すぎてしまうのは否めません。
ドラマは、若干設定などが変えられていますが、それでもほぼ原作に忠実で。
白夜行の雪穂と幻夜の美冬は同一人物なのか・・・なんていうことが、
よく言われますが、それは間違いないと思います。(諸説あるようですが・・・。)
でも、それを明確にしてないところがまた謎めいていて物語に深みを与えてます。
この本は、「白夜行」を読んでから読むのが絶対オススメです。
それにしても、美冬って本当に「魔性の女」です。
人生を狂わされる男性多数。ドラマでは深田恭子さんが演じてます。
イメージぴったり。
自分の思い通りにならなければ、殺人もいとわない。
しかも、自分の手は汚さない・・・同じ女としてただただ「すごい」って思います。
それに気づかない男たちに「なんで気づかないんだ!!」っていう突っ込みも
入れまくりですが・・・。
またしばらくしたら読みたい本です。
ドラマももうすぐ終わり・・・それまた楽しみです。
