原作を読んで、絶対映画も観たかったこの作品。
大好きなビートルズの「ゴールデンスランバー」が劇中歌で使われてるのは
CMで知っていたので、どんな場面で使われるのかにも興味津々でした。
首相凱旋パレードが行われているすぐそばで、青柳は大学時代の友人森田と
彼の車の中で久しぶりに会っていた。
なんだか様子がおかしい森田。そして、爆発音。
首相暗殺爆発テロが起こり、森田は「逃げろ!オズワルドにされるぞ。」と言い、
青柳に逃げるように促す。そして、青柳が車から降りた瞬間、警官が発砲。
その直後、青柳の乗った車も爆発する。
わけもわからず逃げる森田は、大学時代の友人に助けを求める。
・・・が、なぜか彼が行く先々に警察が駆けつける・・・。
原作に忠実で、とても面白かったです。
伊坂作品は映画化されてるものが多いですよね。
他のものも見たくなりました。
原作のように、さまざまな伏線が最後に収束していく爽快感もあり、
また、文字だけでは想像が難しい場面も、映像だとわかりやすい。
気になっていた、ビートルズの「ゴールデン・スランバー」がかかる場面が
私はとても好きです。
見終わったあとも、そのシーンと歌が心に残って余韻に浸ってしまいます。
昔の友人たちとの楽しかった思い出を象徴するシーンで使われるこの歌。
なんとなく、この場面に使われた理由を妄想してしまいました。
この曲は、ビートルズの後期のアルバム「アビーロード」に収録されてますが、
この頃、もうメンバーの心はバラバラで・・・。
ポールがメンバーをつなぎとめようとする思いがこの曲にこもっていると、
私は解釈しているので(この曲はアルバムでは3曲のメドレーの1曲。)、
そんな背景と大学時代の友人たちとの楽しかった思い出を重ねてるのかなー・・・と。
深読みしすぎかな?
でも、映画の中でも、この曲を聴きながら、仲良しだった4人が、
そんな話をする場面があります。
「ショーシャンクの空に」を彷彿とさせるラスト。
後味もいいです。ラストのシーンも私は好き。
原作をもう一度読みたくなりました。
伊坂作品ファンの人、必見の作品だと思います。
