さくさく読書日記-散歩のとき何か食べたくなって
池波正太郎さんといえば、「鬼平犯科帳」などの時代小説が有名ですが、
食通であることでも有名で、食に関するエッセイがすごく面白いという話を
かなり前に聞いており、ずっと気になってました。
私、そのときは、その本を買おうと思っているのに、本屋さんに行くとテンションが上がってしまうのか、
買おうと思っていた本はすっかり忘れて、そのとき目に付いたものを買ってしまうことが多く、
池波さんの食エッセイも、ここ10年ほど、買わなきゃって思いつつすっかり忘れていたという、
大変お恥ずかしい限りなのですが・・・このたび、ようやく思い出し、2冊ほど購入してみました。

まず読み始めたのはこの本。
銀座や浅草、神田や深川から、京都、大阪、名古屋、長野など、
さまざまな土地での好きなお店についていろいろ書かれています。
読んでるだけで、お店の情景やお料理が想像できて、
とても行きたくなってしまうのはさすがの筆力。
先日行ったどぜうの「伊せ喜」も出てきます。
この本、初版が昭和56年なので、かれこれ30年くらい前のものなのですが、
それゆえに、ここに出てくるお店、既に閉店してしまってるお店も多いらしいです。

「渋谷と目黒」という章があり、そこに出てくるのはまだ存在するお店が多いので、
近いし、散歩がてらぶらっと行ってみたいと思ってます。
渋谷・百軒店のカレーショップ「ムルギー」は特に惹かれました。

とても面白く、あっという間に読めてしまったこの本。
引き続き、池波さんの食に関するエッセイを読んでみたいと思ってます。
そして、もうちょっと暖かくなったら、この本を持って、
下町方面もめぐってみようと思ってます。