さくさく読書日記-本当はちがうんだ日記


タバコ部屋の読書ボーイズKくんから薦められた本。
彼のオススメはかなりの確率で当たりが多いのですが、
今回もとても面白い本でした!!


作者の穂村弘さんて、歌人として有名なんですって。
Kくん曰く、「40過ぎて親元で暮らし、ソフト会社の総務課長代理として
細々と暗く生きるダメな人ですが、一方で、80年代以降の歌人の世界で、
俵万智と並ぶといわれるほどすごい人でもあります。」・・・とのこと。
俵万智さんと並ぶ???すごい人なんじゃん・・・。
(とはいうものの、俵万智さんって”サラダ記念日”しか知らないけどー。)
でも、Kくんも言うように、ものすごくダメダメ感が際立つこのエッセイ。
ぷぷぷ・・・となってしまいっぱなしでした。


エスプレッソは好きだけど飲めない。苦いから。
自意識が強すぎて身のこなしがギクシャクしている。
マネキンが着ている服が輝いて見えて、つい購入し、
家で着てみたらその輝きがまったくなくなってた・・・。
声が変。オーラがない・・・。
これ、全部穂村さんのことです。
こんななんだか情けなさげな人が、すごい歌人とは・・・。
でも、このダメさ加減と感性の鋭さのギャップが魅力的なんでしょうねー。
目の付け所がすごく面白いんです。
なんか、こういう人、よくいると思う。いるけど、きっとお近づきにはならない感じ。
存在感が薄いのか、近くで話してるのに、遠くで話しているように聞こえると言われてしまったことは、
かなりウケました。
なんか、近くにいたら、私、徹底的に突っ込んでいじめてしまいたくなるタイプかも・・・。
昔から自分に存在感がないのをなんとなく納得していたのか、
わりと繊細な面をのぞかせてはいるのですが、それでもなんとなく自虐的なところが面白い。
三浦しおんさんの解説も爆笑です。


穂村さん、「にょっ記」という日記も出してるので、続けてそれも読みます。
読んだらまた感想UPします。