なんだかんだ言ってハマっている伊坂作品。
貸本屋さんで借りました。
このお話、モーニングで連載されてたらしいです。
毎回、編集者と話し合いながらお話を作っていったそうで・・・。
小説なんだけど、マンガ的な作り方をした、異色作なんですって。
ちょっと興味津々。
物語の主人公は、渡辺拓海。システムエンジニアで既婚者。
妻は、美しい人なんだけど、疑り深くて、拓海が浮気をしてるのではないかと
いつも疑っている。時には、男を雇って、浮気を白状させようと、
拷問までさせてしまう。
ある日、拓海は上司の加藤部長から、失踪した五反田の代わりに
「ゴッシュ」という会社から依頼されたシステム改良の仕事を引き継ぐように命じられる。
五反田と連絡が取れた拓海は、その仕事は”やばい”ということと、
「見て見ぬふりも勇気だ」と言われる。
拓海と後輩の大石倉之助は、そのプログラムが、一見出会い系サイトに見せかけつつ、
実はある特定の言葉で検索してきた人間を調べようとしていることに気づく。
そして、その言葉で検索した人たちが次々と襲われ始める・・・。
これ、「魔王」の続編なんですって。私はまだ「魔王」は読んでないんですが・・・。
なんか、このお話、結局何がどうだったの???というのが、まったくわからない。
最初に登場する、主人公の浮気相手は結局なんだったの???とか、
「ゴッシュ」は結局なんだったの???とか、疑問ばかり。
それが伊坂作品の醍醐味なんでしょうか?
「魔王」から50年後のお話ということで、軽く近未来な日本が舞台。
今の世の中、ネットで検索すればなんでも情報を得ることができます。
舞台となる近未来では、その検索によって、人々が監視される・・・という、
ありそうで、コワイ状況。そういうちょっぴりリアルな恐怖を描いていますが、
いかんせん、ちょっと私にはよくわかりませんでした。
他の作品より読むのに時間がかかったし。
興味深かったのは、「井坂好太郎」という、作者と同じ名前の小説家が登場してたこと。
名前を考えるのが面倒だと言うことで、この名前がついたそうですが、
作者本人の考えをセリフにしているのかなー・・・と思われる箇所もあり。
ちょっとこの登場人物だけは興味津々でした。
でも、何気にドキドキしながら、「播磨崎中学校」「安藤商会」で検索をしたところ、
あるサイトに繋がることが判明。
これはうまいなーと思いました。
