角田光代さんの長編小説。
これ、ホラーな感じでした。
東京の文教地区の町で出会った5人の母親。
育児を通じて次第に心を許しあう。
いい関係が築かれているかに見えたが、次第にその関係性は
歪んでいく・・・。
10年ほど前にあった、東京の文京区での「お受験殺人事件」を
思い出させる内容でした。
読んでてすごく居心地の悪さというか、そういうものを感じてしまうんだけど、
やめられない、止まらない・・・でした。
登場するのは、同じ年の子供を持つ5人の母親。
幼稚園入園を機に親しくなるのですが、小学校受験が近づくにつれて、
その関係性が歪んでいってしまいます。
疑心暗鬼になったり、その関係がめんどくさくなったり・・・。
歯車が合わなくなり、精神的にも打ちのめされてしまう人も出てきて、
ストーカーまがいの行動を取ったり・・・。コワかった。
先日UPしたエッセイを書いてるのと同じ作家さんが書いたとは思えない、
とてもダークな作品です。
いやいや、なんか、自分に子供ができてもお受験はいいかな・・・なんて
思っちゃいました。
でも、私はきっと最初だけは熱心になりそうだけど、すぐにどうでもよくなっちゃいそうだけどー・・・。
