2週連続のレディースデー鑑賞。
この映画は絶対観たかったんです。
朝鮮戦争帰還兵のウォルトは、勤めていたフォード社を退職し、
最愛の妻も亡くし、マンネリ化した生活を送っていた。
2人の息子は既に独立し、ウォルトは彼らに疎まれ、孫達にも
好かれておらず、とても孤独な毎日を送っていた。
そんなあるとき、自慢の愛車「グラン・トリノ」を盗もうと、
隣に住むアジア系移民の少年タオが、夜中ガレージに忍び込んでいるところを
取り押さえる。タオはおとなしく、心優しい少年なのだが、従兄のチンピラに
そそのかされてしまう。
この出会いが、二人の運命を変えていく・・・。
・・・この映画、すごくいい!!という評判を聞いてたんですが、
もう、評判以上!!ってくらいいい映画でした。
偏屈で、若干人種差別もするおじいちゃん。
息子やその嫁、さらに孫達にまで疎まれていて、
妻を亡くしてからは孤独な生活を送ってたんですが、
隣に住む、アジア系移民の家族と交流を持つことによって、
だんだんその閉ざされた心が融けていきます。
「イエロー」と差別していた彼らとの、信頼関係が築かれていく過程は、
とても微笑ましいです。
そんな彼らに訪れる悲劇。イーストウッド演じるおじいちゃんは、
この悲劇によって、彼らを守るために重大な決心をします。
もう、涙なしでは観れないです。一人で観てるのに、私、鼻水ズルズル、
涙ボロボロでした。
クリント・イーストウッド、この映画で俳優業は引退するらしいです。
残念・・・これからは監督業に専念するとか・・・御歳80近くてもなお、
精力的な方ですね・・・。そして、カッコいい!!
クリント・イーストウッド監督作品って、けっこう重いものばかりですよね。
「ミスティック・リバー」しかり、「ミリオン・ダラー・ベイビー」しかり・・・。
今回の映画は、出だしはクスクス笑ってしまう場面が多いです。
・・・が、後半に進むにつれ、どーーん・・・となりますが、最後はとても後味がよいです。
加えて、エンドロールに流れる歌がまたいい!!たぶん、これ、前半はイーストウッド自身が
唄ってるんだと思われる、味のある歌・・・。
じんわりとした感動が残る、とてもいい映画でした!!
ちょっと間を空けて・・・そうだな、DVDが出た頃に・・・また観たいです。