かなり前に読書家のW先輩からいただいた本。
そのうち読もうと思ってたのですが、吉本ばななさんにハマりつつあるので、
とにもかくにも読んでみることに…。
海辺の田舎で育った瑛子は、その故郷そっくりの素朴で丈夫な心で、
タヒチアンレストランのフロア係として働いていた。
だが、最愛の母の死で、彼女の心は不調をきたす。
加えて、勤務先のオーナーへの禁断の恋心を抱え、複雑な心を抱えたまま、
タヒチに旅立つ。
実はあまり期待せずに読みはじめたのですが、この本、よかった!!
主人公の家族と仕事と恋・・・これがシンプルに、でもなんだかけっこう複雑そう・・・というのが
ひしひし伝わる文章で、読みやすかったし、何よりもタヒチに一人旅してみたくなります。
タヒチのおおらかな雰囲気の中で、複雑な心を抱えて疲れ果てた主人公が
だんだんと癒されて前向きになっていく様は、なんだかこちらまで、
穏やかに前向きになる感じがしました。
そして、最後の最後にちょっとした衝撃的なことがあり・・・でも、それは
明るい未来に向かうための決意を新にする出来事で・・・。
とても読後感がよくて、あとあとまでじーんとしちゃってました。
加えて、この本を盛り上げているのが、原マスミさんの絵。
タヒチの人々が生き生きと描かれていて、とても魅力的です。
この絵をみるだけでもタヒチに行きたくなっちゃう!!!
まだまだ、吉本ばななさんの本、読み続けます!!
