この映画もずっと見たかった映画です。
原作も読みたかったんですが、文字ではイメージが
沸きにくいかなって思って、まずは映画から・・・。
日本新聞バンコク支社駐在の南部は、東京本社から、
タイの臓器密売の取材を依頼される。
同じ頃、恵子は、ボランティアとして、バンコクの社会福祉センターに
到着する。
彼女は、所長から、最近顔を見せなくなったスラム街出身の少女の話を聞くが、
その少女は父親によって児童性愛者相手の売春宿に売り飛ばされていた・・・。
・・・すっごく、すっごく重い映画でした。
なんか、人を物のように軽く売ったり買ったりする世界があるっていうのは、
聞いたことはあるけど、映画とはいえ、実際その映像を見ると、かなり衝撃的。
この映画では、日本人の子供の臓器移植手術がタイで行われ、
その臓器提供者は、脳死とかそういう子供ではなく、人身売買された、
普通に元気な子供の臓器が提供される・・・という情報をタイ駐在の
新聞記者が取材することをきっかけに、幼児売買春、幼児虐待、
臓器売買などの事実にぶつかっていきます。
特に衝撃的だったのは、売春させられてエイズに感染した子供が、
もう体力も無くてお金を稼ぐことができない・・・となったときに、生きたまま
ゴミ袋にいれられて捨てられる・・・というシーンと、性行為中にショック死して
しまった子供の支払いに、白人女性がクレジットカードを財布から取り出すシーン。
本当に、「物」として扱われてるその衝撃といったら・・・。
私にも9歳になる姪がいます。
姪と同じ歳くらいの子が・・・と思うと、かなり切なくてやるせない気持ちになりました。
あまりの衝撃でかなりいろいろ考えさせられる映画です。
劇中で江口洋介さん演じる南部が「タイと日本は地図で20センチの距離」というような
セリフがありますが、そんなに遠くない国で実際に起こっていること・・・というのが、
またショックで・・・。
原作も早速読んでみたいと思います・・・と思い、本屋さんに行って探したところ、
品切れでした・・・。
入手して読んだらまた感想UPします。