
村上春樹さんが、イスラエル最高の文学賞だといわれる、
「エルサレム賞」を受賞しましたねー。
私、ネットのニュースで朝このことを知ったとき、
「へぇー、すごいなぁ」と思ったくらいだったのですが、
さきほどテレビのニュースで村上さんのスピーチを拝見して、
かなり感動しちゃいました。
イスラエルといえば、「ガザ侵攻」で、大勢の被害者が出たのが
記憶に新しいですよね。
とはいえ、私、その辺の細かい事情に関してはあんまりよく知らないんですが、
その侵攻を批判する一部の人たちから、村上さんは今回の受賞を辞退すべきだ・・・という、
意見も出たそうです。
でも、村上さんは受賞のスピーチでそのことにふれ、
「僕は人に言われたことと違うことをするのが好きで・・・」と
冗談まじりに言いつつも、
「沈黙することよりも、逃げずに現地に来て話すことを選んだ」とし、
さらに、ガザ侵攻については、『高い壁』と『卵』をたとえにして
「戦車やロケット弾、白リン弾が『高い壁』で、『卵』がその被害を受ける人だとすると、
僕は『卵』の側につく。」と、イスラエル軍やパレスチナ武装組織を
さらっと非難されてました。
なんか、この村上さんらしいスピーチ、私はとても感動しちゃったんです。
命の尊さを絶妙な例えで表現していて、でも、そこには村上さんの確固たる
意思が感じられて・・・。
ノーベル文学賞受賞も夢ではないとウワサされてる村上さん。
ずっとニガテな作家さんだと思っていたのに、去年読んだ「海辺のカフカ」で
すっかりファンになりました。
なんだかすごく村上さんの本が読みたい気分です。