さくさく読書日記-ズームーデイズ


前職のW先輩にいただいた本。

この作家さん、知らなかったです。

実は期待せずに読んでみたのですが、一気に読んでしまいました・・・。


妻ある人「カシキ」と付き合っていた、小説家の私は、

恋も仕事もうまくいかない日々から抜け出すため、テレビ局で知り合った、

8歳年下の学生アルバイト「ズームー」と暮らし始める。

服装や髪型に細やかに気を配る繊細な心の持ち主のズームーは、

カシキでは得られない大きな安らぎと平穏を私にもたらす・・・。


主人公の小説家の「私」は、ひょっとして作者自身???ってくらい、

いろんな部分がリアルでついつい一気に読んでしまいました。

妻あるカシキに振り回されていた私は、年下のズームーに、

カシキにはない安らぎをもたらされ、一緒に暮らすことになるのですが、

そういう状況になっても、カシキからの気まぐれな電話を待ち続け、

電話がかかってくれば、いそいそと会いに出かけていく・・・。

自分の本能の赴くままに生きる主人公・・・。

そうして、ズームーとカシキをめぐる生活は7年も続きます。

最後にズームーと私が下す結論は、当然といえば当然ですし、

悲しいといえば悲しい・・・。

大切な人とか物って、失くして初めてその大切さがわかるというのが常ですが、

これは本当にそんな感じ。

見ようによっては、「私」は、バカな女だな・・・とも思いますが、

本能の赴くままに生きて、ある意味天晴れな感じもします。

思いがけず、いろいろ考えさせられる本でした。

面白かったです。

なんか、うすっぺらいまとめ方ですみません・・・。