さくさく読書日記-ぼくの大切なともだち

以前、同僚Sから映画館で観てとても面白かったという話を聞いていて、

DVDを見つけたので借りてみました。


敏腕美術商のフランソワは、自信家で仕事以外に関心がない。

ある日、共同経営者のカトリーヌにフランソワには友人が一人もいないことを指摘され、

ショックを受ける。

その流れで彼は、カトリーヌと「10日以内に親友を連れてくる」という賭けをすることになる。

自分には友達なんて山ほどいるさ・・・とたかをくくっていた彼は、いざ考えてみると、

”親友”と呼べる人間がいないことに気づき、なりふりかまわず友達を作ろうと試みる。

そんなとき、陽気なタクシー運転手ブリュノと出会う・・・。


これまたとてもいい映画でした。

教えてくれた同僚Sに感謝!!

自分でも気づかなかったけど、いざ考えてみると友人が一人もいないフランソワ。

そんな彼と偶然出会ったブリュノ。

ブリュノがどんな人ともすぐに打ち解けられるのを見て、フランソワは、

そのテクニックを伝授してもらおうとします。

結局そうしているうちに、ブリュノとの間に友情が芽生えます。

でも、フランソワは、親友の存在をめぐって、高価な壷を賭けていて、

それを知ったブリュノは大きなショックを受けてしまいます。

ブリュノのフランソワに対する友情を、そのあとに知ることになったフランソワは、

改めてブリュノの存在が自分にとって大切なものだったと気づきます。


なんか、観ていてとても繊細な人間ドラマだなぁ・・・と思いました。

いい年のおっさんがあたふたしながら友達つくりに励んでるところくらいまでは、

コメディ?って思ってたんですが、話が進むにつれて、じーんときちゃいました。

フランス映画って、こういうお話でもさらっとしていて、でも深い・・・。


フランソワを演じるのは、ダニエル・オートゥイユ。

哀愁を感じるめちゃめちゃ渋いおっさんから、ホモを装おうおっさん、

果ては世間的には勝ち組だけど孤独なおっさんまで・・・いろんな引き出しがある

俳優さんでとても好きです。

決してイケメンではないんですが、それぞれの役柄をうまく引き出してる・・・という感じ。

また、この人が出てる映画、みたいです。


後味もいいですし、さらっとした感動を味わいたい方、ぜひオススメです。