
図書館で借りました。
これ、今までドラマ化も何度もされていたり、映画にもなってたり・・・。
けっこう有名な作品だったんですね・・・知らなかった・・・。
松本清張=推理小説というイメージが強いですが、
この小説は、推理小説の一面もありますが、全体的に
恋愛小説・・・といったところ。珍しいかも・・・。
小野木喬夫は、司法研修所を出て、この春検事になったばかり。
その喬夫の前に、結城頼子という女性が現れる。
喬夫は頼子に惹かれながらも、彼女の洗練された装いや、
落ちついた物腰に、別な男の影を感じている。
頼子は、自分の素性を一切語らず、名前さえも偽名かも・・・と
思わせる何かがあった。
でも、喬夫も頼子もお互いを必要とし、惹かれあい、いつしか、
なくてはならない存在になってしまう・・・。
あらすじまとめるの難しいです。
↑だけ見ると、単純に、昼メロにありそうな不倫愛?みたいなものに
思われてしまうかもですが、それだけではない、とても切ない物語になってます。
ラストはかなり悲しい終わり方かも・・・。
主人公二人の禁断の愛を中心に、役所の「汚職事件」もからめて、
なかなか読み応えのある本になってます。
文庫本で上下巻。
私は、この連休中に読んでしまいました。
物語の中で、喬夫と頼子が温泉旅行に行って、
そこで台風に遭い、電車が不通になってしまい、
嵐の中、山を越えて電車が動く駅まで徒歩で向かうのですが、
その舞台が、JR身延線沿線・・・。
うちの実家に近いし、身延山方面は、小さい頃、
よく行ったので、興味津々で読んでしまいました。
この温泉旅行が、喬夫と頼子の破滅を呼ぶことになるのですが・・・。
切な過ぎて悲劇的な結末になってしまうのですが、
それが映像化するにはとても好都合なんでしょうねー。
一昨年、小泉孝太郎さん主演でドラマ化されてたみたいです。
うーん、ちょっとイメージ違うなぁ・・・。
でも、映像化したものも見てみたいです。